AutoLISP ソース(LSP)ファイルの編集およびデバッグを開始する前に、AutoCAD AutoLISP Extension を環境設定する必要があります。
注: デバッグは、AutoCAD LT では使用できません。
AutoCAD AutoLISP Extension を環境設定するときに、次の設定の値を指定できます。
- リスト形式スタイル
- コード行インデント スタイル
- 1 行あたりの最大文字数
- デバッグ アタッチ プロセスと起動プログラム(AutoCAD LT では使用できません)
LSP ファイルのデバッグに関する設定以外のすべての設定には既定値があります。
デバッグ用に環境設定する
デバッグに関する設定は、VS Code と AutoCAD が相互に通信できるようにするデバッグ環境設定を定義するために使用されます。AutoCAD AutoLISP Extension は、次の 2 つのデバッグ環境設定をサポートしています。
- AutoLISP Debug Attach (attachlisp) - VS Code がデバッグ モードに入る前に、AutoCAD の実行中のインスタンスが識別されます。
- AutoLISP Debug Launch (launchlisp) - VS Code がデバッグ モードに入る前に、AutoCAD の新しいインスタンスが起動されます。
可能な場合は、attachlisp デバッグ環境設定を使用することをお勧めします。これにより、LSP ファイルをデバッグするたびに AutoCAD の起動を待つ必要がなくなります。Extension のデバッグ環境設定のセットアップについては、「デバッグ用に AutoCAD AutoLISP Extension をセットアップするには」を参照してください。
注: AutoCAD AutoLISP Extension のバージョン 1.4.0 以降、
launch.json ファイルを使用して Extension のデバッグ環境設定を定義することは非推奨になりました。デバッグ環境設定は、Extension の設定の一部として排他的に処理されるようになりました。Extension のデバッグ環境設定のセットアップについては、「
デバッグ用に AutoCAD AutoLISP Extension をセットアップするには」を参照してください。