デバッグ用に AutoCAD AutoLISP Extension をセットアップするには(AutoLISP/VS Code)

注: デバッグは、AutoCAD LT では使用できません。

AutoLISP Extension をデバッグ用に環境設定する方法は、使用しているバージョンによって異なります。次の手順では、使用している Extension のバージョンを特定する方法について説明します。

Visual Studio Code で、[File]メニュー > [Preferences] > [Extensions]を選択します。
[Extensions]ビューで、[Search]ボックスのテキストをすべてクリアします。
[INSTALLED]セクションで、リスト内の AutoCAD AutoLISP Extension を探します。
Extension のバージョン番号が、名前の横に表示されています。

Attach および Launch 環境設定をセットアップする(バージョン 1.3.2 以降)

Visual Studio Code で、[File]メニュー > [Preferences] > [Settings]を選択します。
[User]タブで[Extensions]を展開し、[AutoCAD AutoLISP Configuration]をクリックします。
[Debug: Attach Process]テキストボックスに、次の太字で示された値のいずれかを入力します。
- (Windows) acad
- (Mac OS) AutoCAD
注: プロセス名では大文字と小文字が区別されるため、acad または AutoCAD は ACAD または autocad と同じではありません。
[Debug: Launch Program]テキストボックスに、AutoCAD 実行ファイルの絶対パスを入力します。
絶対パスは、インストールされている AutoCAD のリリースとプラットフォームによって異なります。
- (Windows) "C:¥Program Files¥Autodesk¥AutoCAD 2025¥acad.exe"
- (Mac OS) "/Applications/Autodesk/AutoCAD 2025/AutoCAD 2025.app/Contents/MacOS/AutoCAD"
必要に応じて、[Debug: Launch Parameter]テキストボックスで、AutoCAD アプリケーションの起動時の任意のコマンドラインスイッチを指定します。

フォルダごとに Attach および Launch 環境設定をセットアップする(バージョン 1.3.2 以前)

注: デバッグ環境設定を追加する前にフォルダを開く必要があります。また、デバッグ環境設定は、ワークスペースではなくフォルダにのみ追加する必要があります。フォルダを開く手順については、「フォルダを開くには」を参照してください。

Visual Studio Code の[Activity]バーで、[Debug]をクリックし、次に[Create launch.json File]をクリックします(または、[Debug]メニュー > [Open Configurations]をクリックします)。
[Configurations]メニューから[AutoCAD AutoLISP Debug: Attach]を選択します。

AutoLISP Debug: Attach 環境設定を含む launch.json という名前の新しいファイルが、現在のエディタウィンドウで開きます。
エディタウィンドウの右下コーナーで[Add Configuration]をクリックし、次に表示されたリストから[AutoLISP Debug: Launch]を選択します。

launch.json エディタウィンドウで、インストールされている OS に基づいて、次の変更を加えます(編集例では太字で示されています)。

AutoLISP Debug: Launch 環境設定の Path 属性は、AutoCAD 実行可能ファイルへの絶対パスに更新する必要があります。
AutoLISP Debug: Attach 環境設定の Process 属性は、AutoCAD アプリケーションのプロセス名に更新する必要があります。
注: プロセス名では大文字と小文字が区別されるため、acad または AutoCAD は ACAD または autocad と同じではありません。
必要に応じて、AutoLISP Debug: Launch 環境設定の Params 属性を更新して、AutoCAD アプリケーションが起動されたときに使用するコマンドラインスイッチを指定することができます。

launch.json ファイル (Windows の場合)

{
    "configurations":
    [
        {
            "type": "launchlisp",
            "request": "launch",
            "name": "Autolisp Debug: Launch",
            "attributes": {
                "path": "C:\\Program Files\\Autodesk\\AutoCAD 2025\\acad.exe",
                "params": ""
            }
        },
        {
            "type": "attachlisp",
            "request": "attach",
            "name": "Autolisp Debug: Attach",
            "attributes": {
                "process": "acad"
            }
        }
    ]
}

launch.json ファイル (Mac OS の場合)

{
    "configurations":
    [
        {
            "type": "launchlisp",
            "request": "launch",
            "name": "Autolisp Debug: Launch",
            "attributes": {
                "path": "/Applications/Autodesk/AutoCAD 2025/AutoCAD 2025.app/Contents/MacOS/AutoCAD",
                "params": ""
            }
        },
        {
            "type": "attachlisp",
            "request": "attach",
            "name": "Autolisp Debug: Attach",
            "attributes": {
                "process": "AutoCAD"
            }
        }
    ]
}

[File]メニュー > [Save]をクリックして変更内容を launch.json ファイルに保存します。

デバッグ用に AutoCAD AutoLISP Extension をセットアップするには(AutoLISP/VS Code)

Attach および Launch 環境設定をセットアップする(バージョン 1.3.2 以降)

フォルダごとに Attach および Launch 環境設定をセットアップする(バージョン 1.3.2 以前)

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