特定の図面参照(外部参照)の検索に使用されるファイル名とパスを表示したり編集することができます。このオプションは、参照ファイルを最初にアタッチした後で、その参照ファイルを別のフォルダに移動した場合や名前を変更した場合に使用します。
3 種類のフォルダ パス情報(完全パス、相対パス、パスなし)の 1 つを選択して、アタッチされた外部参照と一緒に保存できます。
完全パスとは、ファイル参照の場所を完全に指定するフォルダの階層構造のことです。たとえば、他のボリュームへの完全指定パスは、次のようになります。
smb://ホスト名/ディレクトリパス/リソース
smb: の代わりに、afp:、ftp:、または他のプロトコルを使用することができます。
これは最も具体的ですが柔軟性の低いオプションです。
相対パスは、フォルダ パスの一部を指定するもので、現在のホスト図面のフォルダの下位にあるとみなされます。これは最も柔軟性のあるオプションで、あるフォルダから同じフォルダ構造を含む他のフォルダに図面のセットを移動することができます。
参照ファイルがネットワーク サーバ上にある場合は、相対パス オプションは使用できません。
相対フォルダ パスを指定する際の規則を次に示します。ホスト図面のドライブのルート フォルダが検索されます。
ホスト図面のフォルダを起点に、指定されたパスをたどります。
ルート フォルダを起点に、指定されたパスをたどります。
ホスト図面のフォルダを起点に、指定されたパスをたどります。
ホスト図面のフォルダを起点に、1 レベル上のフォルダに移動し、指定されたパスをたどります。
ホスト図面のフォルダを起点に、2 レベル上のフォルダに移動し、指定されたパスをたどります。
アタッチされた外部参照に[パスなし]の情報が保存された場合は、次に示した順序で検索が行われます。
[パスなし]オプションは、異なるフォルダ階層または不明なフォルダ階層に一連の図面を移動する場合に指定すると便利です。
使用している図面に別のフォルダに移動した外部参照が含まれている場合、その図面をロードするときに外部参照の挿入位置にメッセージが表示されます。このメッセージは、古いパスを使用して外部参照をロードできないことを示しています。新しいパスを指定すると、外部参照が図面に再ロードされます。