このダイアログ ボックスを使用して、数値標高モデル(DEM)で使用するパレットのカラー マップの属性を確認、編集します。
サーフェスに関して表示するデータの種類を選択します。
この設定は、[範囲テーブル]の色が、データ値の範囲のどこまで分布するのかをコントロールします([パラメトリック]または[カスタム])。
AutoCAD Raster Design ツールセット が自動的に範囲を設定するためには、[パラメトリック]を選択し、次の 3 つのオプションから 1 つを選びます。
各色は、与えられたソース ファイルの実際のデータ ポイントが占める範囲とは無関係に、同等の範囲の値を示します。
6 つの範囲が作成され、それぞれの分布は、データの標準偏差によって設定されます。3 つめの範囲の上限値は、算術平均値です。このデータが通常の分布の場合、3 つめと 4 つめの範囲はデータ値の 68% を含み、2 つめから 5 つめまでの範囲はデータ値の 95% を含むことになります。
各範囲には、ソース ファイルのデータ ポイントのファイルが同数あります。測定値が狭い範囲の値に集中している場合、その範囲の色は狭い範囲に限定されます。一方測定値が分散している場合、範囲広がりが大きくなります。
範囲広がりを手動で設定するには、[カスタム]をクリックします。また、[パラメトリック]をクリックして初期の範囲設定を開始した後、[範囲テーブル]で各範囲の値を編集することもできます。編集を開始すると、[値の分布]は[カスタム]にリセットされます。
現在のパレットの名前が表示されます。名前の前のアスタリスク(*)は、このパレットが[範囲テーブル]で編集されていることを示します。
[読み込み]をクリックして、既存のパレットを読み込みます。
[書き出し]をクリックして、パレットを書き出します。このオプションは、カラー マップの定義を終了した後に使用可能となります。
この効果を使用して表示されるサーフェスの状態を変更することができます。
サーフェス全体に北西の方向から光を投影し、山や谷の周辺に陰を作成する場合は、[陰影処理]を選択します。
高度の変化をさらに誇張し、陰影処理を強調するには、[鉛直異尺]レベル(1~99)を設定します。
表示される色の間にスムーズな変化を作成する場合は、[混合]を選択 します。
このテーブルは、色の範囲の詳細を表示し、範囲の数、範囲の値、色、および表示/非表示といった幅広い編集を行うことが可能です。
この列は、各色の参照番号を示します。0(ゼロ)は範囲の最小値です。アスタリスク(*)は、範囲で最大値が割り当てられている、新しい範囲が追加された場所を示します。
[インデックス]列を使用して、編集のためにテーブルの行全体をハイライト表示することができます。行の追加や削除によって、カラー マップの範囲の数を設定することができます。1 つまたは複数の行が選択されている場合、右クリックによって、行を挿入、行を結合、またはその表示/非表示の変更を行うことができます。
この列は、各範囲のデータ値の上限を表示します。この値を編集することができますが、隣接する範囲との関係で、正しい順序を保持する必要があります。この列を右クリックすると、他の列に影響を与えることなく、1 つまたは複数の範囲上限値を削除、カット、コピー、およびペーストすることができます。
この列は、範囲のサイズまたは現在の行の範囲上限値と、上の行の上限値との相違を示します。この列を右クリックすると、範囲上限値の列と同様に、値を編集することができます。
この列を使用して、各範囲に割り当てられている色を変更することができます。1 つの色をダブルクリックして、それを AutoCAD の[色選択]ダイアログ ボックスで変更することができます。
この列で 1 つまたは複数の色を選択し、右クリックしてカット、コピー、ペーストまたは 1 つの色をグループに割り当てることができます。