[マテリアル リスト]タブ([数量算出基準]ダイアログ ボックス)

このタブを使用して数量算出基準を定義します。

[新規マテリアルを追加]

リストに空の新しいマテリアルを追加します。追加したマテリアルは、タイプと設定を編集することができます。また、[マテリアルを定義]フィールドを使用して、土量の計算基準を定義するコンポーネントを指定することができます。

[名前テンプレート]ダイアログ ボックスが開き、マテリアルの名前テンプレートを変更することができます。

[下位基準を追加]

空のマテリアル、または既存の下位基準が指定されているマテリアルに下位基準を追加します。詳細は、「概要 - オーバーラップしているマテリアルまたはオーバーハングの土量を計算する」を参照してください。

[マテリアル名]列で現在選択しているマテリアルまたはデータ コンポーネントを削除します。

[マテリアルを定義]

[データ タイプ]

マテリアルを定義する際に、比較および処理するデータのタイプを指定します。[サーフェス]または[コリドー シェイプ]のいずれかを指定します。

[サーフェスを選択]/[シェイプ]

この横断抽出ラインで抽出されたサーフェスおよびコリドー シェイプの一覧が表示されます。サーフェスまたはコリドー シェイプを選択します。数量レポートを生成すると、マテリアル基準のサーフェスおよびコリドー シェイプ名が実際のサーフェスおよびシェイプに割り当てられます。

注: コリドー シェイプは、[構造物]数量タイプのマテリアルにのみ追加できます。

[マテリアルを定義]フィールドで指定したデータを、選択したマテリアル名に追加します。

注: マテリアルを選択していない場合、データは追加されません。

プロパティ テーブルには次の列があります。

[マテリアル名]

マテリアルの名前を指定します。マテリアル名の横の をクリックすると、コンポーネント(サーフェス)が表示されます。

[状態]

計算の基準にする条件を指定します。

  • [上側]: このサーフェスより上側の領域をマテリアル定義に含めるように指定します。マテリアル タイプが切土、盛土、構造物の場合、2 つ以上のサーフェスを定義するには、[下側]とともに指定します。
  • [下側]: このサーフェスより下側の領域をマテリアル定義に含めるように指定します。マテリアル タイプが切土、盛土、構造物の場合、2 つ以上のサーフェスを定義するには、[上側]とともに指定します。
  • [基本]: 対象サーフェスと比較する際の基準サーフェスを指定します。マテリアル タイプが土工、切土、盛土の場合、2 つ以上のサーフェスを定義するには、[比較]とともに指定します。
  • [比較]: 基準サーフェスと比較する際の対象サーフェスを指定します。マテリアル タイプが土工、切土、盛土の場合、2 つ以上のサーフェスを定義するには、[基本]とともに指定します。
  • [追加]: 構造物タイプの定義に含めるコリドー シェイプを指定します。
[数量タイプ]

数量タイプを指定します。

  • [切土]: マテリアルの除去量を計算します。
  • [盛土]: マテリアルの追加量を計算します。
  • [切土と流用土]: マテリアルを除去する横断の領域、および盛土マテリアルで補充する横断の領域を定義します。
  • [土工]: 2 つのサーフェスを比較して、切土領域と盛土領域の両方を計算したり、両者を個別に表示します。
  • [構造物]: 1 つまたは複数のコリドー シェイプの土量を計算します。コリドー シェイプは、コリドー定義に使用されているシェイプ コードにより定義されます。シェイプ コードの詳細は、「概要 - サブアセンブリのポイント、リンク、シェイプ コード」を参照してください。
[シェイプ スタイル]

横断ビューでマテリアルを表示する際に適用する既定のスタイルを指定します。

[切土係数]

切土マテリアルの膨張性を指定します。

[盛土係数]

盛土マテリアルの収縮性に対応する係数を指定します。

注: たとえば、盛土として使用したときの最初の値の 93% にマテリアルが収縮した場合は、盛土係数として 1.075 (1.0 を 0.93 で除算した値)を入力し、追加が必要なマテリアルを補填します。
[流用土]

盛土として再利用可能な切土マテリアルの量の計算に使用する係数を指定します。

[横断抽出ライン グループから定義]

横断抽出ライン グループの横断から基準を定義するよう指定します。[マテリアル基準を定義]ダイアログ ボックスを開きます。