このダイアログ ボックスでは、環状交差点に接続する進入道路の設定項目を指定します。
このダイアログ ボックスは、環状交差点の作成過程で順次表示される 4 つのダイアログ ボックスの 2 番目のダイアログ ボックスです。
環状交差点の作成用に選択されている進入道路の線形番号がダイアログ ボックスの上部に表示されます。
これらのボタンを使用すると、作業中の環状交差点に含まれている各進入道路に移動して、進入道路のパラメータを指定できます。環状交差点のすべての進入道路に同じパラメータを適用する場合、[すべてに適用]ボタンをクリックします。進入道路に別々のパラメータを適用する場合、[すべてに適用]ボタンは使用しないでください。
進入道路の線形には、選択した中心線形の方向を示す命名規則に基づいて名前が付けられます。たとえば、「東から西方向の進入道路」の場合、進入道路の線形名に「EW」が含まれています(Approach_EW_)。
このボタンをクリックすると、作業中の環状交差点に含まれているすべての進入道路に、ダイアログ ボックスで現在指定しているパラメータが適用されます。
ドロップダウン リストからパラメータのセットを選択できます。パラメータのセットを選択すると、選択した値に基づいて、即座に進入道路パラメータが更新されます。 必要に応じて、任意のパラメータの値を変更できます。
新しいパラメータのセットをリストに追加するには、 をクリックします。[プリセット - 追加]ダイアログ ボックスが表示されます。
新しいパラメータのセットのプリセット名を入力し、すべてのパラメータの値を入力します。既存の事前定義パラメータのセットを編集する場合は、編集するプリセットをプリセットのリストから選択し、 をクリックします。既存の事前定義パラメータのセットを削除するには、削除するプリセットをプリセットのリストから選択し、 をクリックします。
この半径は、既存の線形が環状交差点の中心を通過しない場合に使用されます。この場合、中心線形が環状交差点の中心を直接通過するように、選択した半径の円弧が挿入されます。 選択した半径がジオメトリに適合しない場合は、標準仕様を満たすために指定可能な最小半径が使用されます。
次のパラメータでは、環状交差点の進入道路のジオメトリを指定します。
これらのコントロール項目にカーソルを合わせると、そのコントロールによって定められるコンポーネントまたはジオメトリの概念図が、このダイアログ ボックスの右側に表示されます。
US_Imperial 環状交差点図面標準仕様を選択した場合、分流道路幅員は道路標示から測定されます。
フランス(SETRA)の図面標準仕様を選択した場合、分流道路幅員は、分流の半径の開始位置における分流車線の幅になります。
左側進入道路の端が環状交差点と接続するポイントで半径を指定します。
フランス(SETRA)の環状交差点図面標準仕様を選択した場合、進入道路の開始位置で半径を指定します。この円弧を使用して、左側進入道路の端が既存の道路に接続されます。
フランス(SETRA)の環状交差点図面標準仕様を選択した場合、分流の接続半径の終了位置における分流車線の幅を指定します。
分流での拡幅車線の長さを指定します。
US_Imperial 環状交差点図面標準仕様を選択した場合、分流で使用する拡幅タイプを指定します。円弧または線分の拡幅タイプを選択できます。
US_Imperial 環状交差点図面標準仕様を選択した場合、拡幅の開始位置における分流車線の幅を指定します。
フランス(SETRA)の環状交差点図面標準仕様を選択した場合、分流の接続半径の終了位置における分流車線の幅を指定します。
道路標示から測定した流入道路幅員を指定します。
右側進入道路の端が環状交差点と接続するポイントで半径を指定します。
流入での拡幅車線の長さを指定します。
流入で使用する拡幅車線のタイプを指定します。円弧または線分の拡幅車線タイプを選択できます。
拡幅車線の開始位置における流入車線の幅を指定します。
図面で使用できるスタイルのリストから線形スタイルを指定します。
図面で使用できるレイヤのリストから線形レイヤを指定します。
中心の進入道路を指定するために使用する線形の名前が表示されます。 この名前は、環状交差点の作成時に生成される線形の接頭語として使用されます。右端の線形の場合、線形名に接尾語 "_EDGE_RIGHT" が付加されます。左端の線形の場合、線形名に接尾語 "_EDGE_LEFT" が付加されます。
図面で使用できるラベル セットのリストから線形ラベル セットを指定します。