このダイアログ ボックスでは、環状交差点の中心部を構成する環道の設定項目を指定します。
このダイアログ ボックスは、環状交差点の作成過程で順次表示される 4 つのダイアログ ボックスの最初のダイアログ ボックスです。
環状交差点の中心点の X 位置と Y 位置を指定します。 [環状交差点の中心点を指定]プロンプトで選択した位置が表示されます。これらの値を変更するには、X フィールドと Y フィールドに値を入力するか、 をクリックして図面上で位置を選択します。
環状交差点の作成に使用する図面標準仕様を指定します。
地域または組織の標準仕様に基づいて、作成する環状交差点の設計およびジオメトリの特性を制御するために使用する .xml ファイルを指定します。現在の図面がインペリアル法の場合、この .xml ファイルの既定の場所は C:¥ProgramData¥Autodesk¥C3D <バージョン番号>¥jpn¥Data¥Corridor Design Standards¥Imperial フォルダです。現在の図面がメートル法の場合、この .xml ファイルの既定の場所は C:¥ProgramData¥Autodesk¥C3D <バージョン番号>¥jpn¥Data¥Corridor Design Standards¥Metric フォルダです。環状交差点設計標準ファイル(.xml ファイル)には、複数の設計標準または環状交差点のタイプを記述できます。たとえば、米国、フロリダ州、英国、フランスなどの標準を 1 つの.xml ファイルに記述できます。既定の環状交差点設計標準ファイルは、Autodesk Civil 3D (Imperial/ Metric) Roundabouts Presets.xmlという名前になっています。
環状交差点設計標準ファイルには、複数の設計標準または環状交差点のタイプを記述できるため、[環状交差点の標準を選択]オプションを使用して、適用する環状交差点の設計標準を選択する必要があります。
ドロップダウン リストからパラメータのセットを選択できます。パラメータのセットを選択すると、選択した値に基づいて、即座に環状交差点パラメータおよび標示パラメータが更新されます。 必要に応じて、任意のパラメータの値を変更できます。
新しいパラメータのセットをリストに追加するには、 をクリックします。[プリセット - 追加]ダイアログ ボックスが表示されます。
新しいパラメータのセットのプリセット名を入力し、すべてのパラメータの値を入力します。既存の事前定義パラメータのセットを編集する場合は、編集するプリセットをプリセットのリストから選択し、 をクリックします。事前定義パラメータのセットを削除するには、削除するプリセットを選択し、 をクリックします。削除できるのはユーザ定義のプリセット(ユーザまたは他のユーザが作成したプリセット)のみです。既定のプリセットは削除できません。
次のパラメータでは、環状交差点の中心領域コンポーネントの位置およびジオメトリを指定します。
これらのコントロール項目にカーソルを合わせると、そのコントロールによって定められるコンポーネントまたはジオメトリの概念図が、このダイアログ ボックスの右側に表示されます。
環状交差点のドライブ領域の外側半径を指定します。
このパラメータは、US_Imperial 環状交差点の図面標準仕様を選択した場合に表示されます。環状交差点のドライブ領域の幅を指定します。フランスの標準仕様の場合は、環状交差点のドライブ領域の内側半径(通過可能領域の外側半径)を定義します。
このパラメータは、US_Imperial 環状交差点の図面標準仕様を選択した場合に表示されます。エプロン領域の幅を指定します。
このパラメータは、フランス(SETRA)の環状交差点図面標準仕様を選択した場合に表示されます。環状交差点のドライブ領域の内側半径(通過可能領域の外側半径)を指定します。
このパラメータは、フランス(SETRA)の環状交差点図面標準仕様を選択した場合に表示されます。中心領域の通過可能領域の追加の幅を指定します。
次のパラメータでは、環状交差点の中心領域コンポーネントの標示を指定します。
これらのコントロール項目にカーソルを合わせると、そのコントロールによって定められるコンポーネントまたはジオメトリの概念図が、このダイアログ ボックスの右側に表示されます。
環状交差点の外端から外側半径の標示までの距離を指定します。
ドライブ車線の数を指定します。
環状交差点の通過可能領域から内側半径の標示までの距離を指定します。
内側半径および外側半径の標示の幅を指定します。
標示の線種を指定します。
環状交差点を追加するサイトを指定します。サイトでも、作成中の環状交差点に接続するすべての進入道路のサイト パラメータを制御します。
図面で使用できるスタイルのリストから線形スタイルを指定します。
図面で使用できるレイヤのリストから線形レイヤを指定します。
中心の進入道路を指定するために使用する線形の名前が表示されます。 この名前は、環状交差点の作成時に生成される線形の接頭語として使用されます。右端の線形の場合、線形名に接尾語 "_EDGE_RIGHT" が付加されます。左端の線形の場合、線形名に接尾語 "_EDGE_LEFT" が付加されます。
図面で使用できるラベル セットのリストから線形ラベル セットを指定します。