パーツ ビルダで作成されたパーツのパラメータを、[自然流下式ネットワークの解析]コマンドに必要なパラメータにマッピングできます。
パラメータをマッピングし、それらを既存のパイプ ネットワーク内の構造物に適用することにより、[自然流下式ネットワークの解析]コマンドを使用しているときに、値を手動で指定する必要がなくなります。
注: パーツ ビルダで作成したパーツにのみパラメータ マッピングが必要です。Infrastructure Parts Editor で作成したパーツには、[自然流下式ネットワークの解析]コマンドに必要なパラメータが既に設定されています。
注: 排水溝の構造パラメータをマッピングする機能が追加されたことにより、[フィーチャ設定を編集 - 構造物]ダイアログ ボックスの[集排水口の寸法にフレーム寸法を使用]設定が削除されました。
パーツ リストの排水溝の構造パラメータをマッピングするには
パーツ リストの排水溝の構造パラメータをマッピングするには、この方法を使用します。
注: この方法は、図面の既存の構造物にパラメータ マッピングを適用するものではありません。図面の既存の構造物にパラメータ マッピングを適用するには、前述の[排水溝の構造パラメータをマップ]コマンドを使用します。
- [ツールスペース]の[設定]タブで、[パイプ ネットワーク]コレクションを展開し、[パーツ リスト]コレクションを展開します。
- 編集するパーツ リストを右クリックし、[パーツ リストを編集]をクリックします。[ネットワーク パーツ リスト]ダイアログ ボックスが表示されます。
- [構造物]タブをクリックします。
- パーツ リストを展開して、リストに含まれているパーツ ファミリを表示します。
- [構造物タイプ]列で、構造物アイコンをクリックして、[排水溝の構造パラメータ マッピング設定]ダイアログ ボックスを表示します。
- パーツのマッピング設定を指定します。
- [OK]をクリックします。
パイプ ネットワークの解析中に排水溝の構造パラメータをマッピングするには
[自然流下式ネットワークの解析]コマンドの使用中に排水溝の構造パラメータをマッピングし、そのパラメータ マッピングを既存のパイプ ネットワーク内の構造物に適用するには、次の方法を使用します。
- タブ パネル
検索をクリックします。
- 解析するパイプ ネットワークを選択します。図面内でネットワークを選択するか、[Enter]キーを押して[パイプ ネットワークを選択]ダイアログ ボックスからネットワークを選択することができます。
パイプ ネットワークを選択した後、[自然流下式ネットワークの解析]ダイアログ ボックスが表示されます。
- [ネットワークの詳細]をクリックして、[ネットワークの詳細]ページを開きます。
- [構造パラメータをマップ]をクリックします。
- [排水溝の構造パラメータをマップ]ダイアログ ボックスで、既存のパイプ ネットワーク内にあるパーツのすべてのフィールドにパラメータ マッピングを適用するのか、空のフィールドにのみパラメータ マッピングを適用するのかを指定します。
- [マッピング設定]をクリックして、[排水溝の構造パラメータ マッピング設定]ダイアログ ボックスを表示します。
- マッピングする必要があるパーツごとにマッピング設定を指定します。
- [OK]を 2 回クリックして、図面のパーツにマッピング設定を適用します。
既定のパラメータ マッピング設定を指定するには
既定のパラメータ マッピング設定をセットアップするには、次の方法を使用します。
- [ツールスペース]の[設定]タブで、[パイプ ネットワーク]コレクションを右クリックします。[フィーチャ設定を編集]をクリックして、[フィーチャ設定を編集 - パイプ ネットワーク]ダイアログ ボックスを開きます。
-
[カタログ パラメータ マッピング]プロパティ グループを展開します。
- [構造タイプと寸法マッピング]フィールドで、 をクリックして[排水溝の構造パラメータ マッピング設定]ダイアログ ボックスを表示します。
- マッピングする必要があるパーツごとにマッピング設定を指定します。
- [OK]を 2 回クリックします。