参照テンプレートを使用すると、Autodesk Civil 3D の図面のスタイル、設定、画層、その他の標準のコンポーネントを最新の状態に保つことができます。
図面を参照テンプレートにリンクするには
図面を 1 つ以上の参照テンプレートにリンクすると、図面のスタイル、設定、画層、その他の標準のコンポーネントを最新の状態に保つことができます。
- [管理]タブ
[スタイル]パネル [参照]
検索をクリックします。
- [参照先のテンプレートをアタッチ]ダイアログ ボックスで、[新しいテンプレートをアタッチ] をクリックします。
- [テンプレート ファイルを開く]ダイアログ ボックスで、1 つ以上の DWG または DWT ファイルを選択し、[OK]をクリックします。
テンプレートをアタッチすると、ダイアログ ボックスの下部パネルが自動的に展開され、選択されているコンポーネントを確認し、必要に応じて変更を加えることができます。
[参照テンプレートの既定値を設定]コマンドを使用して参照テンプレートを設定する場合、参照テンプレートで選択されているコンポーネントのみが表示されます。
- チェックボックスをオンまたはオフにして、アタッチされた参照テンプレートから何を図面で参照するかを変更します。
- 複数のテンプレートをアタッチした場合は、[上へ移動] および[下へ移動] ボタンを使用して優先度を指定します。 リストの最上部にあるテンプレートの優先度が最も高くなります。
注:
追加の参照テンプレートを図面にアタッチすると、テンプレートのリストの先頭に追加されます。つまり、最も高い優先度になります。別の参照テンプレートに重複が見つかると、ダイアログ ボックスの下部パネルにコンポーネントに対する警告記号とツールチップが表示されます。重複の管理の詳細については、「
参照テンプレートを設定するには」を参照してください。
- テンプレートをロードして設定を適用するには、[適用]をクリックします。
参照テンプレート内のコンポーネントが図面にコピーされます。図面内のコンポーネントの名前が参照テンプレート内のコンポーネントの名前と同じ場合は、図面内のコンポーネントが上書きされます。
参照テンプレートの自動更新をコントロールするには
AeccRefTemplateAutoUpdate 変数を使用して、参照テンプレートが変更された場合の更新と通知をコントロールします。
- コマンド ラインに AeccRefTemplateAutoUpdate と入力します。
- 次のいずれかを入力します。
図面から未使用のコンポーネントを削除するには
参照テンプレートをアタッチすると、参照コンポーネントが図面にコピーされます。[参照先のテンプレートをアタッチ]ダイアログ ボックスで、テンプレートのパスを維持しながら未使用のコンポーネントを削除できます。
- [管理]タブ
[スタイル]パネル [参照]
検索をクリックします。
- [参照先のテンプレートをアタッチ]ダイアログ ボックスで、アタッチされているテンプレートの[ロード]チェックボックスをオフにします。
- [適用]をクリックします。
- 既に使用した画層などのコンポーネントは図面に残ります。未使用のコンポーネントは図面から削除されます。
- 既に参照テンプレート内のコンポーネントによって上書きされたコンポーネントは元の状態に戻りません。
注:
[ロード]チェックボックスをオフにした場合、参照テンプレートに加えた変更は図面に反映されません。参照テンプレートへの接続を復元するには、[参照先のテンプレートをアタッチ]ダイアログ ボックスを開き、[ロード]チェックボックスをオンにし、[適用]をクリックします。これでコンポーネントが再び図面にコピーされ、テンプレート内で変更された図面内のコンポーネントがあればすべて更新されます。