解析に入力ファイルを送信する

入力ファイルをコマンド プロンプトから解析に送信する準備ができました。

Helius PFA を使用した進行性疲労解析に固有のパラメータがすべて追加されました。これには、解析の初期温度の指定、疲労荷重ステップの作成、HIN ファイル内のブロック荷重履歴の指定が含まれます。

製品のインストールには、Helius PFA のジョブの送信を簡単に実行するための ansys-helius.bat というバッチ ファイルが含まれています。このバッチ ファイルは、コンピュータの Helius PFA フォルダ下の bin フォルダ内にあります。ここでは、このバッチ ファイルの使用方法を説明します。

  1. Autodesk Helius PFA コマンド シェルを開きます。

    • このコマンド シェルへのショートカットは、製品のインストール時にデスクトップにインストールされています。
    • ショートカットを削除した場合、コマンド シェルは heliuscmd.exe という名前で、Helius PFA フォルダ下の bin フォルダ内にあります。
  2. 次のように入力して、フォルダを入力ファイルの場所に変更します。

    cd [directory address]

    たとえば入力ファイルが "C:\Test Folder" に格納されている場合は、次に示すように "cd C:\Test Folder"と入力します。

  3. 次のようにコマンドを入力してジョブを送信します。

    ansys-helius 211 Tutorial_4.ans

    このコマンド行では、ansys-helius はカスタム ANSYS の実行ファイルを使用してジョブを送信するバッチ ファイルを呼び出し、211 は ANSYS のバージョン(212、221 も有効なオプション)で、Tutorial_4.ans は入力ファイルの名前です。

    注: 解析のために入力ファイルを送信する前に、ANSYS Mechanical APDL アプリケーションを閉じる必要があります。

    command prompt