チューブ&パイプで継手接続とコンポーネントを接続、編集するには

アクティブな配管に対して、ルートを設定する前または後に、チューブ&パイプ アセンブリ内の互いに関連する 2 つのコンポーネントを接続するには、[継手接続]コマンドを使用します。 継手 配管パーツ 、フリーのルート終端、または Inventor の通常のパーツを、アクティブな配管の内側または外側に存在する別のベース コンポーネントに接続できます。プロジェクトの作業スペースから[継手配置]を使用して、またはコンテンツ センターから AutoDrop を使用して、グラフィックス ウィンドウ内に配置する前に、継手を接続することもできます。

フリー フィット はアクティブなパイプ配管内にある必要があることに注意してください。 ベース フィット は、アクティブなパイプ配管にあっても、もう一方の配管にあってもかまいません。スタイルが突合せ溶接スタイルであり、ギャップが表示されるように設定されている場合、ルートのコンポーネント間にギャップが自動的に追加されます。

ベース コンポーネントに接続する

  1. モデル ブラウザでパイプ配管をダブルクリックします。
  2. リボンで、[パイプ配管]タブ [ルート]パネル [継手接続]の順にクリックします。
  3. [継手接続]ダイアログ ボックスで、[継手接続]が選択されていることを確認します。
  4. [フリー フィット]が選択されていない場合はクリックします。
  5. グラフィックス ウィンドウで、フリー フィット、配管パーツ、フリーのルート終端、または Inventor の通常のパーツの上にカーソルを移動します。
    注: 継手が拘束されている場合はカーソルが固定記号に変わります。これは、その継手が選択できないことを意味します。
  6. クリックして選択を確定します。
  7. [ベース フィット]をクリックし、ベース コンポーネントの上にカーソルを移動します。
  8. 目的の接続がハイライト表示されたら、クリックして選択を確定します。
  9. 差込み代オプションを設定します。[差込み代]一覧から[ユーザ定義]を選択した場合は、距離の値を入力します。
  10. [適用]または[OK]をクリックします。または、[Enter]を押します。

    フリー フィットがフリーのルート終端である場合、接続を完成するために自動ルート領域がシステムによって自動的に作成されます。その他の場合、更新またはその他の操作中に、必ずベース フィットに対して相対位置に配置されます。

ヒント: 接続が完成したら、フリー フィットまたはフリー コンポーネントを右クリックして[継手の方向を編集]を選択します。このコマンドを使用して、継手の方向と接続点を編集できます。

既存の接続間で接続する

  1. モデル ブラウザでパイプ配管をダブルクリックします。
  2. リボンで、[パイプ配管]タブ [ルート]パネル [継手接続]の順にクリックします。
  3. [継手接続]ダイアログ ボックスで、[継手挿入] をクリックします。
  4. [フリー フィット]が選択されていない場合はクリックします。
  5. グラフィックス ウィンドウで、挿入するフリー フィットの上にカーソルを移動します。
    注: 継手が拘束されている場合はカーソルが固定記号に変わります。これは、その継手が選択できないことを意味します。
  6. クリックして選択を確定します。
  7. [ベース フィット]をクリックし、既存の接続のパーツであるベース コンポーネントのいずれかにカーソルを移動します。
  8. 目的の接続がハイライト表示されたら、クリックして選択を確定します。
  9. 差込み代オプションを設定します。[差込み代]一覧から[ユーザ定義]を選択した場合は、距離の値を入力します。
  10. フリー フィットの反対側でベース コンポーネントの接続をハイライト表示し、クリックして接続を設定します。
  11. 差込み代オプションを設定します。
  12. [適用]または[OK]をクリックします。
ヒント: 接続が完成したら、フリー フィットまたはフリー コンポーネントを右クリックして[継手の方向を編集]を選択します。このコマンドを使用して、継手の方向と接続点を編集できます。また、複数の継手を選択し、それらをグループとして回転することもできます。

配置中に継手を接続する

AutoDrop の間、または継手の配置操作の間に、別のコンポーネントに継手を直接接続できます。カーソルに付いた継手は常にフリー フィットであるので、接続を完成させるため、既存の接続を作成する 1 つまたは複数のベース フィットを指定する必要があります。

  1. 継手を挿入するパイプ配管をアクティブ化します。
  2. プロジェクトの作業スペースまたはコンテンツ センターから配管パーツまたは継手を検索します。

    カーソルに継手のプレビューが表示されます。

  3. 右クリックし、[継手接続]を選択します。
  4. ボタンをクリックして接続のタイプを指定します。
    • [継手接続] をクリックして、選択したコンポーネントと別のコンポーネントを接続します。
    • [継手挿入]をクリックして、既存の接続を構成する 2 つのベース コンポーネント間に選択した継手を接続します。

    赤のベクトルは継手接続の方向を示します。

  5. 必要に応じて、継手上の接続点を変更するには、次のいずれかを実行します。
    • 右クリックして、[次の接続]を選択します。
    • スペース バーを押します。
    • 右クリックし、[方向選択]を選択します。[他を選択]コマンドを使用して、接続点までナビゲートし、緑の領域をクリックして選択を設定します。
    ヒント: 継手の方向は、配置後もスペース バーを押すか、右クリック メニューの[方向選択]コマンドを使用して変更できます。[方向選択]を使用する場合、3D マニピュレータ ツールがアクティブであることを確認します。
  6. 継手を接続先のコンポーネントの近くに移動し、2 つの接続点が重なったところでクリックして継手をドロップします。
  7. 既存の継手間に継手を挿入する場合、フリー フィットの反対側でベース コンポーネントの接続の設定を繰り返します。
  8. 適宜、表示された 3D マニピュレータ ツールを使用して方向を編集します。
    ヒント: 3D マニピュレータ ツールがアクティブではない場合は、継手を右クリックして[継手の方向を編集]を選択します。
  9. 必要に応じて、複数のオカレンスを配置する場合は、右クリックして[続行]を選択します。手順 4 から手順 6 までを繰り返します。
  10. グラフィックス ウィンドウ内で右クリックし、[完了]を選択します。

パイプ配管の継手接続を編集する

接続で フリー フィット を選択すると、差込み代を編集することができます。次の差込み代を編集することができます。

また、さらに編集を加えるために、接続を削除することもできます。

  1. 接続を編集する継手が含まれているパイプ配管をアクティブ化します。
  2. モデル ブラウザまたはグラフィックス ウィンドウで、フリー フィットを右クリックし、[継手接続編集]を選択します。
  3. 接続の差込み代を編集するには、接続を選択し、[差込み代]一覧から差込み代タイプを選択します。
  4. さらに別の接続の差込み代を編集する場合は、手順 3 を繰り返します。
  5. 接続を削除するには、接続を選択して[削除]をクリックします。
  6. [OK]をクリックします。