[継手接続]のリファレンス

フリー フィット とベース フィットのジオメトリを選択し、差込み代情報を接続および指定します。1 つのコンポーネントを接続したり、複数の近接する継手のグループを作成できます。

アクセス:

パイプ配管がアクティブな状態で、[パイプ配管]タブ [ルート]パネル [継手接続]の順にクリックします。

[継手接続]

選択したコンポーネントをアクティブな配管内の他のコンポーネントに接続します。選択した継手には同一線上の接続が必要です。

[フリー フィット]: アクティブな配管内の継手、配管パーツ、フリーのルート終端、または Inventor の通常パーツを選択します。

[ベース フィット]: フリー フィットの位置を拘束し、差込み代をコントロールし、さらにフリー フィットがフリーのルート終端である場合は自動ルート領域をコントロールする継手、配管パーツ、フリーのルート終端、または Inventor の通常パーツを選択します。

[差込み代]: 接続に対してフリー フィットとベース フィットの両方を指定した場合、矢印をクリックして差込み代タイプを選択します。使用可能な差込み代タイプには、次のものがあります。

  • [フリー フィット]: 選択した接続に対し、フリー フィット差込み代タイプを使用します。
  • [ベース フィット]: 選択した接続に対し、ベース フィット差込み代タイプを使用します。
  • [ユーザ定義]: 特定の距離の値を入力することによって独自の差込み代を定義します。
注: 接続に含まれているどちらのパーツも継手ではない場合、差込み代距離が既定の 0 の状態で[ユーザ定義]のみを使用できます。

[距離]: [差込み代]一覧から[ユーザ定義]を選択した場合にのみ使用できます。カスタム差込み代距離を入力します。

  • 正の値を指定すると、フリー フィットまたはフリー コンポーネントが、接続先のベース フィットまたはベース コンポーネントに近づきます。
  • 負の値を指定すると、フリー フィットまたはフリー コンポーネントが、接続先のベース フィットまたはベース コンポーネントから離れます。

継手を挿入する

同一直線上の近接する異なる継手間に継手を挿入します。有効な継手グループには、ポピュレーションによって作成されたグループ、および近接する可とう継手のグループがあります。

[フリー フィット]: アクティブな配管内に挿入する継手を選択します。挿入される継手には、T 形、クロス、および大部分のバルブなど、少なくとも 2 つの同一線上接続がある必要があります。エルボとプラグは挿入に有効ではありません。

注: 自動ルート領域に配置されたエルボとカップリング間に継手を挿入できます。

[ベース フィット]: 接続された 2 つの継手を選択します。選択する最初の継手は、挿入するフリー フィットの位置を拘束し、それの差込み代をコントロールする継手です。この継手は、グループ内のすべての継手の位置もコントロールします。

[指定した接続]

[差込み代]: フリー フィットと最初のベース フィットの両方を指定したときに、矢印をクリックして差込み代タイプを選択します。使用可能な差込み代タイプには、次のものがあります。

  • [フリー フィット]: 選択した接続に対し、フリー フィット差込み代タイプを使用します。
  • [ベース フィット]: 選択した接続に対し、ベース フィット差込み代タイプを使用します。2 つの継手オカレンスが一覧表示され、選択した継手の差込み代が使用されます。
  • [ユーザ定義]: 特定の距離の値を入力することによって独自の差込み代を定義します。

[距離]: [差込み代]一覧から[ユーザ定義]を選択した場合にのみ使用できます。カスタム差込み代距離を入力します。

  • 正の値を指定すると、フリー フィットまたはフリー コンポーネントが、接続先のベース フィットまたはベース コンポーネントに近づきます。
  • 負の値を指定すると、フリー フィットまたはフリー コンポーネントが、接続先のベース フィットまたはベース コンポーネントから離れます。

[逆接続]

[差込み代]: ベース フィット グループで選択した最初のベース フィットの反対側にあるフリー フィットの側で、矢印をクリックして差込み代タイプを選択します。使用可能な差込み代タイプには、次のものがあります。

  • [フリー フィット]: 選択した接続に対し、フリー フィット差込み代タイプを使用します。
  • [ベース フィット]: 選択した接続に対し、ベース フィット差込み代タイプを使用します。
  • [ユーザ定義]: 特定の距離の値を入力することによって独自の差込み代を定義します。

[距離]: [差込み代]一覧から[ユーザ定義]を選択した場合にのみ使用できます。カスタム差込み代距離を入力します。

  • 正の値を指定すると、フリー フィットまたはフリー コンポーネントが、接続先のベース フィットまたはベース コンポーネントに近づきます。
  • 負の値を指定すると、フリー フィットまたはフリー コンポーネントが、接続先のベース フィットまたはベース コンポーネントから離れます。