ラベル Select 文

ラベルを定義するときは、Select 文が定義の基本的な部分になります。 [ラベル定義を作成]ダイアログ ボックスまたは[ラベルのプロパティ]ダイアログ ボックスを使用して、データ モデル管理ユーザ インタフェース(UI)で Select 文を定義または編集できます。入力ボックスに Select 文を直接入力するか、SQL アシスタントを使用して SQL 式を作成します。

Select 文は TB_LABEL_DEF.SELECT_STATEMENT に保存されます。

データ モデル管理では、次の既定の Select 文を使用してフィーチャ識別子(FID)を返します。

select FID from <table name> where FID = $id

この Select 文は、静的コメンタリ、追加のクエリー、フォーマットなどを使用して変更または拡張できます。

次の式では、f (テーブル 名の後の空白により区切られた f)はフィーチャ クラス テーブルのエイリアスです。

select f.fid from <table name> f where f.fid = $id

各 Select 文は必ずプレースホルダ $id を含んでいる必要があります。ラベル作成の間に、この語は属性データが表示される親フィーチャの FID に置き換えられます。

土地デモ データ セットからの次の例は、既定の Select 文を拡張しています。

select 'Point number: '|| f.name_number||'Orientation: '||round (f.orientation,2) from LM_POINT f where f.fid = $id

役に立つ SQL 追加の例:

Select 文を定義するときは、次の定義ルールに注意してください。

番号

ラベル Select 文の定義ルール

1

静的単語またはフォーマットはアポストロフィ ' ' を使って入力し、2 つのパイプ記号 || により互いに、および列名から区切る必要があります。

2

TRUNC や ROUND などの SQL フォーマット ステートメントを使用できます。

3

エイリアスが定義されている場合、使用する必要があります。そうでない場合、このセレクションを実行できません。

4

数値フィールドを使用するラベル定義の場合: レコードがない場合(NULL)の場合、使用時に "0" を入力しないでください。例:

decode (year),Null,'',Year

5

式 $s は記述が繰り返される場合に記述を省略できます。

たとえば、インレット選択時のマンホール名など、セレクションでデータの繰り返しを含む複数のレコードを提供する場合、フィールド名の直後の '$s コマンドは記述の繰り返しを省略できます。