インダストリ モデル コンテキスト メニュー

インダストリ モデル ルート ノード コンテキスト メニューの次のコマンドは、インダストリ モデル全体に影響を及ぼします。一部のコマンドは、トピックまたはフィーチャ クラス レベルからも起動できます。

また、一部のコマンドはバッチとして起動することもできます。

コンテキスト メニューを表示するには、データ モデル エクスプローラでインダストリ モデル ノード項目を右クリックし、次の表に示すコマンドをクリックします。

インダストリ モデル ノード

説明

空の履歴エントリ

フィーチャ データのテーブル(TRUNCATE)を空にしますが、テーブルとスケマティックは残します。

[権限を作成]

トラブルシューティングのために、現在のエンタープライズ インダストリ モデル(Oracle コマンド)に必要な権限を取得します。

[環境変数を設定]

TB_INFO から一部の設定を読み取り、セッションのために保存します。

- インデックス テーブル スペース(TB_TMP_MGMT)

- TBSYS の名前。

MAPSYS にすべてのユーザ シノニムを作成します。ジョブ パッケージに必要なすべての設定を設定し、パッケージを再作成します。ユーザ名に対応するコンテキストを作成します。また、ON_LOGON トリガを再作成します。

複合

サブコマンドを使用して複合を処理します。「データ モデル: 複合」も参照してください。

[UFID]

次のサブコマンドを使用して、インデックスを処理します。UFID (一意のフィーチャ ID)およびFID (フィーチャ ID)。

[FID シークエンスをリセット]

FID シーケンスをリセットし、シーケンスを初めから開始できます。たとえば、これはインダストリ モデルを空にした場合に必要です。シークエンスが TB_UFID テーブルの最大 FID 値に一致しない場合に、FID シークエンスをリセットすることもできます。

[UFID テーブルをクリーンアップ]

対応するフィーチャが存在しない TB_UFID からすべてのフィーチャ ID を削除します。不要なエントリが多数存在する場合は、これによりパフォーマンスが向上することがあります。

ワンクリック メンテナンス: TB_UFID

[UFID テーブルを復元]

値を手動で削除した場合など、TB_UFID の不足しているエントリを復元します。

ワンクリック メンテナンス: TB_UFID

[空間 >]

サブコマンドを使用して、空間インデックスを処理します。

[空間メタデータを挿入または更新]

TB_DICTIONARY に格納されている、空間メタデータ(X と Y の最小値および最大値、SRID、空間許容差と寸法)を挿入または更新します。

ワンクリック メンテナンス: 空間環境設定。

[すべての空間インデックスを作成または置き換える]

空間インデックスを作成または置き換えます。

ワンクリック メンテナンス: 空間環境設定。

[すべての空間インデックスを廃棄する]

空間インデックスを削除します。

[システム テーブルの空間設定を確認する]

TB_PERIMETER および TB_JOB_PERIMETER の空間メタデータおよび空間インデックスを書き込みます。TB_INFO に格納されます。

[座標系を更新]

座標系を更新します。「座標系について」も参照してください。

[すべてのフィーチャ クラスのジオメトリを丸める]

たとえば、ジオメトリの丸み付けフィーチャ ルールを有効にし、読み込んだデータを調整する場合に、ジオメトリを丸めます。

[トリガ >]

サブコマンドを使用してトリガを処理します。

[すべてのトリガ]

すべてのトリガを作成または置き換え、有効または無効にします。

複合トリガ

データ モデル: 複合」も参照してください。

[最適化]

データベース最適化(DBMS_STATS*)のサブコマンドを使用します。これらは、Oracle 最適化で最適な実行プランを生成するときに重要です。

詳細については、『Oracle Spatial ユーザーズ ガイドおよびリファレンス』を参照してください。

[スケマティックの最適化]

DBMS_STATS.GATHER_SCHEMA_STATS(USER,cacade=>true) コマンドを実行します。このプロシージャは、スケマティックのすべてのオブジェクトおよびインデックスに関する統計情報を収集します(評価は行いません)。

読み込みや主要な更新など、包括的なデータ変更を行う場合に、ダンプ ファイルからインダストリ モデルを読み込み、[最適化]コマンドを実行して、スケマティックを最適化します。

[フィーチャ クラスの最適化]

フィーチャ クラス テーブルに対して DBMS_STATS.GATHER_TABLE_STATS([USER], [Table], cascade=>true)コマンドを実行します。このプロシージャはテーブル、列、およびインデックスの統計情報を収集します。

ワンクリックメンテナンス: 統計情報の収集

[システム テーブルの最適化]

TB_UFID および TB_JOB_VERSION テーブルに対して、DBMS_STATS.GATHER_TABLE_STATS([USER], [Table], cascade=>true) コマンドを実行します。このプロシージャはテーブル、列、およびインデックスの統計情報を収集します。

[ラベル テキストを更新]

すべてのラベル フィーチャ クラスのすべてのラベル テキストを更新します。

ラベル コマンド」も参照してください。

[ジョブ >]

サブコマンドを使用してジョブを処理します。

[ジョブの選択]

ジョブが有効なインダストリ モデルのジョブを選択します。フィーチャ クラスを処理するコマンドの場合は、[面積の属性を更新]や[ラベル テキストを更新]などのジョブを選択する必要があります。

[ライブ フィーチャのジョブ履歴を消去]

ライブ ジョブの場合は、フィーチャ クラスおよび TB_JOB_VERSION テーブルに格納されているすべての履歴要素を削除します。「システム テーブル TB_JOB_*」も参照してください。

履歴要素を削除する前に、TB_JOB_VERSION のデータが一部の内部基準に照らし合わせて検証されます。検証プロセスで無効なデータが検出されると、ユーザにエラー メッセージが通知され、プロセスが停止します。ユーザは[1 クリック メンテナンス]を実行して詳細を確認することができます。

[テーブルをフィーチャ クラスに変換する]

Oracle テーブルをエンタープライズ インダストリ モデル フィーチャ クラスに変換します。インダストリ モデル スケマティックを解析し、[スケマティックに変換]ダイアログ ボックスが開きます。データ モデル: Oracle スケマティック コンバータ

[SQL プロトコル]

[SQL プロトコル]ウィンドウが開きます。ここで、作業中にデータ モデル管理で実行される SQL 文のログ ファイルを作成できます。ログに記録する文のタイプをコントロールできます。将来用に分をコピーまたは保存できます。[SQL プロトコル]ウィンドウを閉じると、ログに記録された文が削除されます。

[更新]

テーブルからデータ ストラクチャ ツリーを再度ロードし、実行した変更を表示します。このコマンドを使用するか、[F5]を押します。