演習 5: 図面画層を SDF に書き出す - 図面プロパティをフィーチャ クラス プロパティにマップする

[フィーチャ クラス]タブを使用すると、AutoCAD 図面プロパティを SDF フィーチャ クラスのプロパティにもマップできます。色、線の太さ、線種を使用して画層内のオブジェクトの特性を表していた場合、表している特性にこれらのプロパティをマップできます。この図面で、色を送水管のサイズにマップします。送水管の色を別のフィーチャ プロパティにマップできます。

注:

この演習では、「演習 1: 元の図面画層を検証する」で開き、変更したDWGMap.dwgマップファイルを使用します。

図面プロパティをフィーチャ クラス プロパティにマップするには

  1. [書き出し]ダイアログ ボックスの[フィーチャ クラス]タブで、Waterlines の[フィーチャ クラス]セルの中をクリックします。
  2. セルに表示されているボタンをクリックします。
  3. [フィーチャ クラス プロパティ マッピング - Waterlines]ダイアログ ボックスで、[属性を選択]をクリックします。
  4. リストの一番上にある[プロパティ]項目を展開します。
  5. [色]を選択し、[OK]をクリックします。
  6. [フィーチャ クラス プロパティ マッピング - Waterlines]ダイアログ ボックスで、[色]の[フィーチャ クラスのプロパティ]で、現在の値(色)を Size に置き換えます。

    書き出された SDF ファイルでは、COLOR プロパティを持つ送水管オブジェクトは、代わりに Size プロパティを持ちます。

  7. [.COLOR]セルをクリックすると、ボタンが表示されます。
  8. [.COLOR]ボタンをクリックします。
  9. [新規プロパティ データ タイプ]ダイアログ ボックスで、データ タイプ[文字列]に変更して[OK]をクリックします。

    新しい Size プロパティには、テキスト文字列で構成される値が指定されます。

  10. [プロパティ値のマッピング]ダイアログ ボックスで、(ダイアログ ボックスの左側で)赤、緑、青のボックスを選択します。

    それぞれの色の意味を指定します。入力するテキスト文字列は、各送水管の Size プロパティの値となります。赤い線は、SDF ファイルでは Large 送水管になります。

  11. 送水管のサイズを[Small]、[Medium]、[Large]に分類します。次の表をガイドラインとして使用してください。
    サイズ
    Large
    Medium
    Small

    [.COLOR]プロパティ値をフィーチャ クラス プロパティにマップします。

  12. [OK]を2回クリックして、[書き出し]ダイアログ ボックスに戻ります。
  13. [書き出し]ダイアログは次の演習用に開いたままにしておいてください。

このチュートリアルを続けるには、「演習 6: 図面画層を SDF に書き出す - 書き出しオプションを設定する」へ進みます。