演習 2: オブジェクト データを検証する

DWG ファイルの図面画層は、新しいスキーマのフィーチャ クラスになります。図面のオブジェクト データ プロパティによって、各フィーチャ クラスのプロパティが決まります。[プロパティ]パレットを使用して、オブジェクト データを確認します。

注:

この演習では、「演習 1: 元の図面画層を検証する」で開いたDWGMap.dwgマップファイルを使用します。

オブジェクト データのフィールドを表示するには

  1. マップで、個々のオブジェクトが見えるまで十分に拡大ズームしてください。

    [表示]タブでズーム コマンドを使用します。

  2. [表示][パレット][プロパティ]をクリックします。
  3. ピンクのポリラインの 1 つを選択します。
  4. ポリラインの色が ByLayer であることに注意してください。[プロパティ]パレットの[デザイン]タブの下部を調べて、オブジェクト データを確認します。

    ピンク色のポリラインは区画を表しており、住所、面積、値などに関連したオブジェクト データを持っています。

    選択したポリラインによって、別の情報が表示されることもあります。

  5. [Esc]キーを押して、ポリラインを選択解除します。
  6. 必要に応じて画面移動し、マップの上左コーナーの赤い線を表示します。
  7. 開かれたままになっている[プロパティ]パレットで、赤い線を選択します。

    赤い線は、送水管を表しています。この線の色は ByLayer ではないことに注意してください。この画層内では、色によって特定のタイプの送水管を表してきました。この場合、色はサイズを表しています。赤い送水管は、直径26~48インチです。

  8. 赤い線を選択解除して、図面の下右側に画面移動します。
  9. 緑色の線を選択します。

    緑色の線も送水管ですが、別のサイズです。緑色の送水管は、直径13~24インチです。青い送水管は、直径1~12インチです。

  10. [Esc]キーを押して、オブジェクトを確実に選択解除します。

    すべてのオブジェクトを選択解除すると、[プロパティ]パレットの上部フィールドには「何も選択されていません」と表示されます。

  11. [プロパティ]パレットを閉じます。

このチュートリアルを続けるには、「演習 3: 図面画層を SDF に書き出す - 画層を選択する」へ進みます。