演習 4: 図面画層を SDF に書き出す - オブジェクト データをフィーチャ クラス プロパティにマップする

[フィーチャ クラス]タブを使用して、各画層のプロパティを SDF ファイルに作成したフィーチャ クラスにマップできます。一部の属性は、共有プロパティとして指定できます。作成したすべてのフィーチャ クラスにこのプロパティがあります。たとえば、線の太さと線種は、各フィーチャ クラスに適用されます。その他の属性は、特定のフィーチャ クラスに固有のプロパティとして指定できます。たとえば、Address は、Parcels のみに適用されます。

注:

この演習では、「演習 1: 元の図面画層を検証する」で開き、変更したDWGMap.dwgマップファイルを使用します。

SDF フィーチャ クラスのプロパティを指定するには

  1. [書き出し]ダイアログ ボックスの[フィーチャ クラス]タブで、[図面オブジェクトに基づいて複数のクラスを作成する]をクリックします。
  2. [使用する図面オブジェクト:]で、[画層]を選択します。

    ダイアログ ボックスの表が更新され、使用する画層名とフィーチャ クラス名が表示されます。

  3. 画層 0 のチェック ボックスをオフにします。
  4. [属性を選択]をクリックします。

    ここで指定する属性は、SDF ファイルのすべてのフィーチャ クラスに割り当てられます。したがって、すべてに該当する属性だけを選択してください。たとえば、線の太さなどを含む一般的なプロパティは選択できますが、各フィーチャ クラスに固有のオブジェクト データ プロパティは選択できません。

  5. [属性を選択]ダイアログ ボックスで、[オブジェクト プロパティ]項目、[AcDbEntity]項目、そして[一般]項目を展開します。
  6. 線の太さと線種のボックスを選択して、[OK]をクリックします。

    親項目を選択してプロパティのサブセットを選択します。

  7. [書き出し]ダイアログ ボックスのグリッド領域で、最初の画層 Parcels の[フィーチャ クラス]セルをクリックします。

    ボタンがグリッド セルの右側に表示されます。

  8. Parcels の[フィーチャ クラス]セルのをクリックします。
  9. [フィーチャ クラス プロパティ マッピング - Parcels]ダイアログ ボックスで、[属性を選択]をクリックします。
  10. [オブジェクト データ]項目を展開し、[Parcels]を選択します。

    作成された Parcels フィーチャ クラスには Parcels 画層用のオブジェクト データ フィールドがありますが、それ以外の画層用のオブジェクト データ フィールドはありません。

  11. [OK]を2回クリックして、[フィーチャ クラス]タブに戻ります。
  12. [Parcels]の[ジオメトリ]セルの中をクリックして、[ポリゴン]への入力を変更します。
  13. 次の表をガイドラインとして使用し、残り2つのフィーチャ クラスに対して手順6~11を繰り返します。
    図面プロパティ [フィーチャ クラス]: ジオメトリ
    Roads Roads 線分
    Waterlines Waterlines 線分
  14. [書き出し]ダイアログは次の演習用に開いたままにしておいてください。

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