回復データの場所

Maya がクラッシュした場合に作成された回復ファイルは、システムの一時フォルダに保存され、<現在のファイル名>[Recovered-<ユーザ名>.<日時>].ma という名前が付けられます。たとえば、ユーザ名が rsmith で、回復ファイルが 2022 年 9 月 28 日の午前 10 時 47 分に保存された場合、回復ファイルの名前は <現在のファイル名>[Recovered-rsmith.2022-09-28-10.47.ma になります。「クラッシュ後にシーンを回復する」も参照してください。

回復ファイルの保存場所は、システムの一時フォルダの場所を照会することで確認できます。
オペレーティング システム 一時フォルダの場所
Windows 環境変数 TEMP で定義されているフォルダ

正確な場所を検索するには、echo %TEMP% を使用

macOS 環境変数 TMPDIR で定義されているフォルダ

正確な場所を検索するには、echo $TMPDIR を使用

Linux 環境変数 TMPDIR で定義されているフォルダ

正確な場所を検索するには、echo $TMPDIR を使用

Windows での TEMP の既定の場所は \Users\[ユーザ名]\AppData\Local\Temp\ です。Windows の AppData フォルダは、既定では非表示になっています。このフォルダを表示するには、ファイル エクスプローラで表示(View)タブに移動し、表示/非表示(Show/hide)セクションで隠しファイル(Hidden items)を選択する必要があります。

カスタムの回復場所

注: このオプションは Windows 専用です

環境変数を使用して、既定の一時システム フォルダではなく、回復ファイルのカスタムの場所を設定できます。この変数の設定方法については、「ファイル パス変数」トピックの「MAYA_WINDOWS_CRASH_LOG_DIR」を参照してください。