Create/Merge オプションの下の領域 には、読み込むファイルのフォーマットによって使用できる追加のオプションが表示されます。ここでは、より一般的に使用されているファイル フォーマットとそのオプションについて説明します。
Acclaim 形式は、スケルトンの定義を含む .asf ファイルとスケルトンで使用するモーション データを含む .amc ファイルで構成されるデュアル ファイル フォーマットです。1 つの .asf ファイルに対して複数の .amc ファイルがある場合もあります。
Acclaim ファイル フォーマットのファイルを読み込む場合、1 つの .asf ファイルと 0 または 1 つ以上の .amc ファイルを選択できます。.amc ファイルを選択しなかった場合、ダイアログ ボックスにはデータのないスケルトンがロードされるという警告が表示されます。そのまま続行すると、スケルトン構造がアニメーション抜きで読み込まれます。
このファイル フォーマットを読み込みむときに、3 つの追加の読み込みオプションが表示されます。
Acclaim ASF および AMC ファイルの読み込みと書き出しでは、次がサポートされます。
Base Translation on Rotation Offset オプションをアクティブにしない場合、変換の制限はファイルの書き出しに適用されません。Base Rotation on Pre Rotation をアクティブにしない場合、回転の制限はファイルの書き出しに適用されません。これは、オリジナルのアニメーション データに制限が適用されるためです。これらのオプションが無効な場合、アニメーションは再度サンプリングされ、オリジナルの制限は失われます。「Acclaim の .asf および .amc ファイル フォーマットに関する制限事項」を参照してください。
Autodesk .fbx ファイル フォーマットは、ここでは .fbx アニメーション ファイル フォーマットを指します。.fbx アニメーション ファイル フォーマットには、Animation Trigger ウィンドウ用に一般に作成されるスケルトンベースのアニメーションだけが含まれます。「Animation Trigger ウィンドウ」を参照してください。
.fbx アニメーション ファイルの読み込み時に、読み込みテーブルには開始列と終了列だけが含まれます。
Motion Analysis .htr ファイル フォーマットは、Hierarchical Transformation Rotation を表します。これは Motion Analysis キャプチャ ハードウェアを使用してキャプチャする階層式スケルトン データ形式です。
このファイル フォーマットを読み込むときに、追加の読み込みオプション(Create Reference Node)をアクティブにすると、.bvh または .htr スケルトンの読み込み時に、リファレンス ノードを作成できます。
読み込まれたボーンに緑色のプロパティが表示された場合、これは Bone Length Data (HTR_BoneLength)を表しています。
Biovision ファイル フォーマットは、階層式またはスケルトンベースのデータ用のファイル フォーマットです。このフォーマットを読み込むときに、追加の読み込みオプション(Create Reference Node)をアクティブにすると、.bvh または .htr スケルトンの読み込み時に、リファレンス ノードが作成されます。
Motion Analysis .trc ファイル フォーマットは光学キャプチャ ファイル フォーマットです。このファイル フォーマットを読み込むときに、追加のオプションにより、データを光学セグメントとして読み込むことができます。
Vicon .c3d ファイル フォーマットは、Vicon キャプチャ ハードウェアを使用してキャプチャされる光学データ ファイル フォーマットです。次の読み込みオプションは、.c3D ファイルの読み込みに固有のものです。
データを光学式セグメントとして読み込むことができます。
各光学式マーカーに名前を付ける場合に、アクターのプリフィックスを保持します。
C3D ファイルに使用するアップ軸(Y 軸または Z 軸)を選択できます。注: 読み込み時に軸を選択する必要があります。軸情報はファイルに保存されません。