Back Plate ペインでは、カメラのバックグラウンド面に表示するバックグラウンド テクスチャ(イメージまたはビデオ クリップを含む)を選択できます。

バックグラウンド面は、イメージやビデオ クリップを投影するためだけに使用される独立した平面です。バックグラウンド面のサイズは、カメラの表示領域に一致し、2D Magnifier オプションと Turn Table を使用している場合でもカメラ表示の一部のままです。

Back Plate ペイン A.Image Preview 領域 B.Image Display 設定

Image Preview 領域

Camera Settings の Back Plate ペインの Image Preview 領域には、バック プレート イメージまたはビデオ テクスチャをロードするための設定が含まれるほか、RGB やアルファ チャネルをプレビューすることができます。

設定	機能
RGB と Alpha	RGB オプションまたは Alpha オプションのどちらかを選択し、ロードしたイメージの RGB またはアルファ チャネルをプレビューします。
Background Texture	Background Texture メニューには、ロードしたイメージの名前が表示されます。「カメラの Front または Back Plane を設定する」を参照してください。

イメージのプレビュー A.RGB ビュー B.Alpha ビュー

Image Display 設定

Image Display 領域では、指定したテクスチャを Back Plate 平面に適用する方法を選択します。

Image Display 領域から次のオプションを選択します。

オプション	機能
Fit	バックグラウンド テクスチャをバックグラウンド面に合わせてスケールします。Fit が無効になっている場合、Offset X/Y および Scale X/Y オプションがアクティブになります(以下を参照)。
Crop	バックグラウンド テクスチャをバックグラウンド面に合わせて切り落とします。テクスチャがバックグラウンド面より小さい場合、このオプションのエフェクトはありません。
Center	バックグラウンド テクスチャをバックグラウンド面の中央に配置します。
Maintain Ratio	バックグラウンド テクスチャのアスペクト比を保ちます。Maintain Ratio を Fit オプションと共にオンにすると、比率を保ったままテクスチャをスケールできます。注: この設定を使用すると、Scale Y の設定は無視され、Scale X の設定のみが使用されます。

Offset X/Y

(Fit が選択されていない場合にのみ有効) Offset X および Offset Y の値を使用して、Center および Maintain Ratio の設定に応じてプレートを正確に変換します。

Scale X/Y

(Fit が選択されていない場合にのみ有効) Scale X および Scale Y オプションを使用して、Center と Maintain Ratio の設定に応じてプレートを正確にストレッチしたり縮めます。注: Scale Y の値は、Maintain Ratio がアクティブの場合は無視され、Scale X の値が両軸で使用されます。

View Background Plane

View Background Plane メニューでは、バックグラウンド面をいつ表示するかを選択できます。このフィールドは、Camera View Options の View Near/Far Plane オプションと連動します。

View Background Plane メニューには次のオプションがあります。

オプション	機能
Disabled	テクスチャが投影されているかどうかに関係なく、バックグラウンド面を無効にします。
Always	テクスチャが追加されていない場合でも、常にバックグラウンド面を表示します。
When Media	テクスチャが追加されている場合のみ、バックグラウンド面を表示します。

Plane Distance フィールド

Plane Distance フィールドを使用すると、バックグラウンド面を配置する距離を指定できます。

Distance Mode メニュー

Distance Mode メニューを使用すると、カメラの表示領域にバックグラウンド面を配置できます。Distance Mode メニューでは、カメラの注視点とカメラ自体のどちらを基準にしてバックグラウンド面を配置するかを選択できます。

Distance Mode メニューには次のオプションがあります。

オプション	機能
Relative to Interest	カメラの注視点を基準にしてバックグラウンド面を配置する場合に選択します。Background Plane distance フィールドは、カメラの注視点からの距離で計測されます。
Absolute from Camera	カメラを基準にしてバックグラウンド面を配置する場合に選択します。Background Plane distance フィールドは、カメラからの距離で計測されます。