既定で、全バウンダリーはプライベートバウンダリーとして作成されます。プライベートバウンダリーは、トレランス、残し代、関連するツールパスの工具を使用します。プライベートバウンダリーは、リミット、干渉チェック、ブロックのようなその他のプロパティを制御します。
バウンダリーの作成時に、当該バウンダリーをプライベートバウンダリーとして指定することができます。ただし、実際にツールパス、または、ストックモデルに使用されるまで、プライベートバウンダリーにはなりません。
プライベートバウンダリーを使用してツールパスを作成すると、ツールパスがバウンダリーの所有権を制御し、バウンダリーはエクスプローラーのバウンダリー分岐から消去されます。ただし、エクスプローラーの個別のツールパス項目、および、ツールパスダイアログの トリム ページから、当該バウンダリーにアクセスすることができます。
プライベートバウンダリーアイコンは、通常のバウンダリーとは異なる色で表示されます。選択サーフェスバウンダリーでは、通常のバウンダリーは 、プライベートバウンダリーは
として表示されます。
プライベートバウンダリーを使用するツールパスを削除すると、バウンダリーはツールパスと同時に削除されます。
ツールパスに関連するプライベートバウンダリーを変更すると、ツールパスはバウンダリーを開放し、当該バウンダリーはエクスプローラーのバウンダリー分岐に再表示されます。
エクスプローラーの バウンダリー 分岐にプライベートバウンダリーを表示するには、[ファイル] タブ > [オプション] > [アプリケーション オプション] をクリックして オプション ダイアログを表示し、[バウンダリー] > [プライベート バウンダリー] > [エクスプローラーにプライベートバウンダリー表示] を選択します。エクスプローラーの バウンダリー 分岐にプライベートバウンダリーを表示すると、当該バウンダリーを使用するツールパスを確認することができます。
アクティブ 分岐を使用し、アクティブプライベートバウンダリーが関連付けられているツールパスを確認することもできます。