マシンポジション ダイアログには、各機械軸のポジションが表示されます。このダイアログは、参照目的として使用、または、ダイアログのインタラクティブ機能により、機械軸の微調整にも使用可能です。
ダイアログの表示方法
- [シミュレーション] タブ > [ポジション] パネル > [マシン] をクリック
- [ダイナミックマシン制御] タブ > [設定] パネル > [マシン ポジション] をクリック
- エクスプローラーの マシン 分岐でマシンを右クリックし、ポジション をクリック
軸アドレス（A）とアイコンは、軸、および、軸タイプを表します。
線状軸を表します。
回転軸を表します。
をドラッグし、軸の微調整を行います。
値 -90 が、軸の現行ポジションになります。青色のライン、および、値 -112 と -58 は、現行シミュレーションセッション中に軸が移動可能な最大範囲を表します。
以下のように、軸を微調整することもできます。
- 矢印をクリックし、マウスのスクロールボタン、または、矢印キーを使用
- スライダー沿いのポイントをクリック
- 黄色で強調表示されている ポジション 項目に値を入力
ヒント: マシンの微調整を行う場合、新規ポジションへの作業作業平面の作成が有用です。これには、2 つの多軸ツールパス間に 5 軸リンク動作を作成する場合などが相当します。詳細については、現行マシンポジションから作業平面を作成 を参照してください。
最小、および、最大 軸値が、スライダーの端に表示されます。 最小、および、最大 値の上に表示される値は、一度にスライダーの移動が可能な最大範囲を示しています。
軸の 最小、および、最大 リミットまでの微調整では、スライダーの範囲が狭すぎる場合、以下のように対応します。
- 矢印をスライダーの端までドラッグします。これにより、PowerMill はスライダーの残りの範囲を表示するため、最小 および 最大 リミットまで軸の移動が可能になります。
ポジション 項目に軸のリミット以上の軸ポジションを入力すると、PowerMill は警告を表示します。
軸移動範囲リセット －各軸の移動範囲を表す青色ラインをクリアー します。マシンの微調整、または、シミュレーション前に をクリックします。
ホームポジションに移動 － マシンポジションをホームポジションに戻します。
マシンの問題表示 － シミュレーション問題 ダイアログを表示します。 シミュレーション問題 ダイアログには、ツールパスのシミュレーション中に生じる全干渉が表示されます。
工具ポジション － 工具ポジション ダイアログを表示します。工具ポジション ダイアログは、マシンに取付けられた工具の座標を表示します。