クランプは、固有のモデル サーフェスのリストが含まれている PowerMill エンティティです。加工操作時にストックを固定するために使用される物理装置を表します。
クランプを使用して、セットアップ内のツールパスの計算時に回避または無視するモデル サーフェスを自動的に識別します。
注: クランプは、セットアップとの対話専用です。ツールパスの計算時にクランプを考慮するには、ツールパスをセットアップに関連付ける必要があります。
クランプがセットアップに関連付けられていると、クランプのサーフェスは次のようになります。
- 同じセットアップ内のツールパスが計算されるときに自動的に干渉回避されます。
- 別のセットアップ内のツールパスが計算されるときに自動的に無視されます。
各ツールパスで干渉回避または無視されたクランプ サーフェスの数は、[コンポーネント残し代] ダイアログの対応する行に表示されます。
クランプは特殊なタイプのレベルであり、サーフェスをクランプに関連付けるときにレベルのルールがクランプに適用されます。
- 個別のサーフェスは、単一のクランプにのみ関連付けることができます。同じサーフェスを 2 つのクランプに関連付けることはできません。
- 複数のクランプを同じ名前にしたり、レベルまたはセットと名前を共有したりすることはできません。