コンポーネント残し代ダイアログ

サーフェス タブを使用し、モデルサーフェスなどのコンポーネントに残し代を割当てます。単一残し代、または、異なる 軸方向残し代径方向残し代 の指定が可能です。また、ツールパス、または、バウンダリーのどちらが当該コンポーネントを使用しているかにより、異なる残し代を割当てることもできます。

注: 一般的な 残し代 は、個別コンポーネントの合計になります。例えば、一般的な 残し代 が 0.5 で、コンポーネント残し代 が 0.2 の場合、コンポーネントには 0.7 の残し代が使用されます。

エンティティ セクションを使用し、特定のツールパス、または、バウンダリーと残し代データを関連付けます。エンティティ セクションには、以下のオプションが表示されます。

- ツールパス 、または、バウンダリー を選択し、残し代データと関連付けます。

- リストからエントリを選択し、現行セットのコンポーネント残し代が参照するツールパス、または、バウンダリーを指定します。 このリストには、ドロップダウンリストの選択肢により、ツールパス、または、バウンダリーが表示されます。

コピー 領域を使用して、既存のツールパス、バウンダリー、または検証セットから全ての残り代データをコピーします。コピー 領域には次のオプションが含まれます。

- リストからオプションを選択し、コンポーネントの残り代データをツールパス 、検証セット 、またはバウンダリー からコピーするかどうかを指定します。

- リストから、コピー対象コンポーネント残し代を持つツールパス、バウンダリー、検証セットのいずれかを選択します。このリストには、ドロップダウンリストの選択肢により、ツールパス、バウンダリー、検証セットのいずれかが表示されます。

- 対象アイテムから残し代データをコピーします。

スマート選択選択 ダイアログを表示します。選択 ダイアログを使用し、モデルレベル / セット でモデルコンポーネントを選択し、残し代セットに割当てます。

コンポーネント取得 - 選択残し代セットに、選択コンポーネントを配置します。

コンポーネント削除 - 選択残し代セットから選択コンポーネントを削除します、

全コンポーネント削除 - 選択残し代セットから全コンポーネントを削除します。

軸方向残し代使用径方向残し代、および、軸方向残し代 を個別に設定することができます。未選択時には、単一の 残し代 値のみ入力可能です。

コンポーネント / 残し代データコピー - サーフェス既定 タブで定義された値をコピーします。 ツールパス、または、バウンダリーに対して新規残し代セットを作成すると、サーフェス既定 タブの値が、このダイアログに自動的にコピーされます。 コンポーネント / 残し代データコピー をクリックしない限り、サーフェス既定 を変更しても コンポーネント残し代 の値は更新されません。

コンポーネント選択 - 選択残し代セットの全コンポーネントを選択します。

加工モード - コンポーネント残し代の適用方法を指定します。選択肢により、残し代リスト制御テーブルの モード 列に表示される色が指定されます。 次の中から選択します。

残し代 - 値を入力し、全方向で工具へのオフセットとして残し代を適用します。このオプションは、軸方向残し代使用 が未選択の場合のみ有効になります。

残し代リスト制御 - 残し代セットを選択し、残し代シェーディング の使用時のコンポーネントの色を指定します。

セット - ツールパスのセットとバウンダリーのセットでは、異なるアイコンが表示されます。

モード - 当該コンポーネントに指定された加工モードを表示します。異なるモードを示すために、個別の色が使用されます。

残し代 - 工具コンポーネントに適用される残し代値、または、径方向残し代 です。

軸方向 - 工具コンポーネントに適用される 軸方向残し代 値です。

総残し代 - コンポーネントに適用される総残し代値、または、径方向残し代 です。この値は、当該タブ、および、ストラテジーダイアログを使用して適用された残し代値を足して算出されます。

軸合計 - コンポーネントに適用される軸方向の総残し代です。この値は、当該タブ、および、ストラテジーダイアログを使用して適用された残し代値を足して算出されます。

コンポーネント - セット内のコンポーネント数を表示します。

コンポーネント セットに対する残し代の割当て方法の詳細については、残し代値を割当て を参照してください。

モデルの特定領域の回避方法の詳細については、加工モードの例を参照してください。