ポイント分布アイテムを使用し、ツールパスの連続加工移動ポイント間のポイント分布を制御します。
[ツールパス編集] タブ > [編集] パネル > [ポイント分布] をクリックし、ポイント分布 ダイアログを表示します。
このダイアログには、以下のオプションが表示されます。
出力ポイント分布 は、ツールパスの加工移動沿いのポイント分布を制御します。
不要なポイントが除去されるため、ポイントは等間隔にはなりません。ポイントのいくつかは青色で、円弧の中心を示しています。青色のポイントの左右どちらかの赤色のポイントが円弧の終端です。
青色のポイントは円弧の中心を示します。
円弧の終点は青色のポイントの左右どちらかの赤色のポイントです。
ポイント分離距離 - 連続加工移動ポイント間の最大距離を制限します。
ポイント分離角度 - 連続加工移動ポイント間の最大角度変更を制限します。
ジンバルロックとは、多軸マシンの特殊設定構造を指します。これは、ツールパスポイントのポジションに起因し、工具軸が回転軸とアラインする際に発生します。ジンバルロック付近で工具軸をわずかに変化させると、回転軸が大きく変化し、不要な動作の原因になります。
下図では、テーブル - テーブルマシンの回転軸が、1 秒間に約 180 回転してしまいます。これは、マシンのジンバルロックで一致するボトルキャビティの底部のツールパスポイントをマシンが加工するために発生します。
回転軸設定 - これは読取り専用項目で、出力タイプ から 再分布 を選択した場合に、PowerMill がツールパスポイントの再分布に使用する座標系が表示されます。PowerMill が使用する作業平面を選択するには、ストラテジー ダイアログの マシン ページから回転軸設定を選択します。
メッシュ - 加工トレランスに相対し、トライアングルメッシュ化のメッシュサイズを指定します。