セグメントに関するバウンダリーの特性

ツールパスの作成時に、PowerMill は選択バウンダリー セグメントの内側を加工します。セグメントが選択されていない場合、PowerMill はバウンダリー全体を使用します。これにより、編集に必要なバウンダリーが最小限に抑えられます。ただし、ツールパスの作成時に、PowerMill は選択中のバウンダリー パーツを記録しません。そのため、ツールパスの再作成が困難になり、注意が必要です。

この例では、examples フォルダーの Pockets.tri モデルを使用します。

  1. ブロック を作成します。
  2. 工具 を作成します。
  3. 低傾斜バウンダリー を作成します。

  4. 低傾斜領域に、3D オフセット仕上げ加工 ツールパスを作成します。

  5. 各ポケット上部で、3 つのバウンダリーセグメントを選択します。

  6. 等高線仕上げ加工 ツールパスを作成します。

注: 等高線仕上げ加工ツールパスが、バウンダリーの選択セグメントの内側のみに作成されます。