ツールパス分割 － 方向

このタブには、以下のオプションが表示されます。

平坦角度 － XY 平面から測定された角度リミットです。指定値以下の XY 平面で角度を成す移動は、平坦 部として認識されます。

指定値より小さいセグメント削除 － 指定値より短いセグメントを削除します。値が大きければ大きい程、断片化が小さくなります。通常は、この値を加工トレランスの近似値にします。

指定 － ツールパス全体から、以下の 3 つの領域を分割することができます。

• 上向き － 平坦、または、下向き の移動を残し、上向き で加工する移動を除去します。
• 下向き － 平坦、または、上向き の移動を残し、下向き で加工する移動を除去します。
• 平坦 － 上向き、または、下向き の移動を残し、平坦 部を除去します。

保存 － 保存対象ツールパス領域を指定します。

• 指定 － 指定 オプションで選択したツールパスの領域を保存します。
• 指定外 － 指定 オプションで選択したツールパスの領域 以外 を保存します。
• 両方 － 2 つの異なるツールパスとして、ツールパスの両方の領域を保存します。

  この例では、方向でツールパスを分割する効果を説明します。

  

  以下のように、[ツールパス分割] > [方向] ダイアログを設定します。

  1. 平坦角度 に 0.5 を入力します。
  2. 指定 から 上向き を選択します。
  3. 保存 から 両方 を選択します。
  4. 適用 をクリックします。2 つの新規ツールパスには、元の名称に _1、または、_2 が追加された名称が付きます。
  • _1 には 指定外 部分が含まれます(下向き および 平坦 移動)。
    
    
  • _2 には 指定 部分が含まれます(上向き 移動)。
    
    

注: ツールパスの上向き部分を保持する場合は、指定保存 を選択します。同様に、ツールパスの下向きおよび平坦部分を保持する場合は、指定外保存 を選択します。