リード / リーン角度

工具は、パターンフレームへのローカル法線に相対した固定角度になります。このパターンフレームとは、仕上げ加工ダイアログの プレビュー ボタンをクリックすると表示されるプレビューフレームです。ローカル法線は、パターン沿いを進むにつれて、パターンの各ポイントで変化します。これは、各ポイントでパターン方向に相対します。

リード、および、リーン の 2 つの異なる角度の指定が可能です。リード、および、リーン 角度を指定すると、まず リード 角度が移動方向に適用されます。その後、移動に垂直なベクトルに向かって、回転ポジションから リーン 角度が適用されます。

リード角度 - 進行方向の工具軸の角度を定義します。進行方向に垂直な角度から測定されます。0 は垂直です。一般的に、ほぼ平坦な領域で、ボールエンドミル工具の中央による加工を回避するために使用されます。一般的な リード角度 は 15 です。

進行方向のリード角度です。 前図では ZX 平面の角度になります。

進行方向

リーン角度 - 進行方向に対し、直角方向の工具軸角度を定義します。0 は垂直です。一般的に、リーン角度 は、パーツとの工具ホルダーの干渉、および、段差を起因とする干渉を回避するために使用されます。また、段差の上向き加工時に、小径工具の使用を可能にします。

進行方向に垂直なリーン角度 (前図では YZ 平面の角度)

進行方向