径方向仕上げ加工 ページでは、バウンダリー内に 2D 径方向パターンを作成し、モデル上に投影します。その後、このパターンは加工されます。
次図のツールパスでは、開始半径 が 10、終了半径 が 100 に設定されています。
次図のツールパスでは、開始半径 が 27、終了半径 が 100 に設定されています。
- 開始半径
- 終了半径
次図のツールパスでは、開始角度 が 0、終了角度 が 360
に設定されています。
次図のツールパスでは、開始角度 が 0、終了角度 が 90
に設定されています。
- 開始角度
- 終了角度
Z 方向工具の使用時には、角度は正の X 軸から反時計回りで測定され、X 方向工具の使用時には、正の Z 軸から測定されます。
開始角度が終了角度より大きい場合、工具は時計回りに進行します。
開始角度が終了角度より小さい場合、工具は反時計回りに進行します。
350 で開始して 10
で終了するように、反時計回りで領域を加工するには、値の入力時に注意を払う必要があります。開始角度 に 350
、終了角度 に 10
と入力すると、PowerMill は時計回りに進行し、必要な方向とは反対方向で加工してしまいます。そのため、この場合は、開始角度 に 350
、終点角度 に 370
と入力する必要があります。
- ステップオーバー
トレランス - トレランスを入力し、ツールパスがモデルの輪郭をたどる精度を指定します。
残し代 - パーツに残す素材量を入力します。 残し代 ボタンをクリックして、残し代 ボックスを 径方向残し代
軸方向残し代
に分割します。これらを使用して、径方向残し代 および 軸方向残し代 に個別の独立した値を指定します。直交パーツには 径方向残し代 と 軸方向残し代 の個別の値が役立ちます。結果を予測するのは難しくなりますが、傾斜側面パーツに個別の残し代を使用できます。
径方向残し代 - 工具への径方向オフセットを入力します。 2.5 軸、または、3 軸加工時には、正の値により垂直側面に素材が残されます。
軸方向残し代 - 工具軸方向のみで、工具へのオフセットを入力します。 2.5 軸、または、3 軸加工時には、正の値により水平面に素材が残されます。
コンポーネント残し代 - コンポーネント残し代 ダイアログを表示します。ここでは異なるサーフェスの残し代を指定できます。