モデルから孔を作成する方法

オリジナル モデルに完全に定義された孔がある場合、PowerMill による孔の自動検出が可能です。完全に定義された孔とは、上部、および、下部を持つ単一サーフェスの孔を指します。また、自動検出された孔は、通常の方法でドリル加工することができます。

examples フォルダーの 5axis_with_holes.dgk モデルを使用します。

  1. 孔の検索対象モデル領域を選択します。次図では、円筒が孔を形成しています。

  2. [孔フィーチャー セット] タブ > [孔] パネル > [作成] をクリックし、孔作成 ダイアログを表示します。
  3. 以下のように、孔作成 ダイアログを設定します。
    1. 作成元 から モデル を選択します。
    2. 複合孔作成 を選択します。
    3. 軸で孔をグループ化 を選択します。
    4. 作成後に編集 を選択解除します。
    5. 適用 をクリックします。

    PowerMill が選択孔を認識し、孔フィーチャー セット、孔、作業平面を作成します。

    これにより、通常の方法で孔のドリル加工が可能になります。

注: この方法では、孔上部の Z 値が下部の Z 値よりも高いことを想定しています。