ファイル ドクターの使用例

ファイル ドクターを使用するには:

  1. 破損したモデルのみが開かれているようにします。
  2. [ファイル] > [情報] > [ファイルドクター]を選択して、[ファイルドクター]ダイアログを表示します。
  3. 実行 をクリックします。ファイル ドクターにより問題の特定が試行され、ダイアログを使用してモデルに関する問題が通知されます。

  4. 名前を付けて保存 をクリックします。 これによりコピーが作成されるため、この作業の実行が推奨されています。

    ダイアログに、修正方法が示されます。

    ファイルドクターによって提示される修正タイプは、モデルで検出されたエラーによって異なります。 可能な場合、ファイルドクターは、ソリッド履歴ツリーの再実行、または、削除などの、モデルジオメトリを削除しない修正を提示します。

  5. 警告: ソリッド履歴ツリーの再実行により修正できる問題もありますが、一部のエラーは、PowerShape のハングアップまたはクラッシュを引き起こす可能性があります。問題が起こった際の対処法:
    1. PowerShape を再起動します。
    2. 修正前に保存されたモデルを再読込みします(ステップ 4)。
    3. ファイルドクターを実行し、ソリッドの再実行をするかどうかの質問には、いいえを選択します。
    4. これにより、サーフェスジオメトリを保持(ソリッド履歴ツリーを消失)するか、可能な限り履歴ツリーを保持(ツリーから一部のフィーチャーが消失)するか、選択するよう指示されます。
    処理の終了時に、ファイルドクターは、モデルの修復のために削除されたジオメトリのリストを表示します。

  6. [閉じる]をクリックして、ファイル ドクターを終了します。
  7. モデルを慎重に確認して、修正に問題がなければ保存します。
    注: 強制終了からのリカバリーは、修正されたモデルを保存するまで実行できません。