コーナー トレランスはユーザーが定義する値です。この値を使用して、2 つのワイヤーフレーム オブジェクトの交点が、サーフェス カーブのコーナー ポイントになるかどうかを決定します。グラフィックで説明するために、次に示すような 2 つのカーブ A と B があると仮定します。
ポイント P が交点です。コーナー トレランスを使用して、次のことを決定します。
コーナー トレランスは、2 つのカーブ間の角度と比較されます。この角度(C とします)は、次のように定義されます。
2 つの接線ベクトルはポイント P で定義されます。1 つはカーブ A 用、もう 1 つはカーブ B
用です。
角度 C は、これら 2 つのベクトル間の角度です。
コーナー トレランスが角度 C よりも大きい場合、ポイント P はコーナー ポイントとして分類されます。これは、カーブ A により 1 つのサーフェス カーブが定義され、カーブ B によりもう 1 つのカーブが定義されることを意味します。
コーナー トレランスが角度 C 以下である場合、カーブ A と B は、ポイント P を通るコンポジット カーブとなります。