高解像度の画像を印刷

PowerShape では、ウィンドウの印刷に 2 つの方法を使用します。1 つはワイヤーフレームのみを含むビュー用で、もう 1 つはシェーディング イメージ用です。

表示内容がワイヤーフレームのみの場合は、プリンターの最大解像度で印刷されます。

ビューに配色シェーディングが含まれる場合は、ビットマップへのレンダーに OpenGL が使用され、ビットマップがプリンターに送信されます。プリンターの最大解像度を使用してビットマップを作成すると、サイズが非常に大きくなり実用的ではありません。そのため、PowerShape では代わりにプリンターと同じ縦横比でビットマップを作成し、サイズが制限を超過しないように解像度を抑制します。

この制限は次のファイルのリソースによって設定されています。

...\PowerShapexxxxx\sys\misc\powershape.con

サイズを設定するコードの関連セクションは次の通りです。

#

# 配色シェーディングの印刷

#

# このリソースは中間ビットマップのサイズ(Mb)を制御します。

# 配色シェーディングイメージの印刷に使用されます。 この値を増加させると、

# 印刷物の解像度は向上しますが、暫定メモリの使用が制限され

# ファイルのサイズが大きくなります。 この値を減少させると印刷の解像度が低下し、

# メモリ使用量が減少し減少し、ファイルのサイズも小さくなります。 一般的なインクジェットプリンターで

# A4 サイズの用紙に印刷する場合には、15Mb が適しています。

# print_opengl_bitmap_size: 15

サイズを設定するには次のように設定します。

  1. リソースファイルを開きます。

    ...\PowerShapexxxxx\sys\misc\powershape.con

  2. コードの関連セクションを検索します(上記の通り)。
  3. コマンドラインから # を除去します。これにより読込まれます。
    print_opengl_bitmap_size: 15
  4. リソースファイルを保存します。

このリソースを使用して、大きなビットマップ値の印刷が実行できます。イメージの各ピクセルは 3 バイトを必要とします。印刷の解像度を X x Y ドットにするには、このリソースを次のように設定します。

X * Y * 3 / 1,000,000