サーフェスを拡張ダイアログ

このダイアログを使用して、コンポジットカーブの作成に用いたサーフェスに接するサーフェスを作成します。

角度 - 既存のサーフェスから新規サーフェスを投影する角度です。

コンポジットカーブに 2 つの矢印が表示されます。一方の矢印はサーフェス法線 沿い、もう一方の矢印はサーフェス接線 沿いになります。

両方の矢印が、拡張サーフェスの角度算出に使用されます。次図のように、角度はサーフェス接線沿いの矢印からサーフェス法線沿いの矢印までの間で計測されます。

矢印をクリック、または、次のいずれかのコマンドをコマンドウィンドウに入力して、その方向を変更することができます。

この例では、新規サーフェスをサーフェス接線沿いに下向きにします。サーフェスの接線方向の矢印が、正しい方向を向いています。そのため、角度を 0 のままにします。

距離 - コンポジットカーブから新規サーフェスを投影する距離です。

この例では 5 を入力しています。

方向 - 次のいずれかのオプションから、拡張方向を設定します。

次のサーフェスは、これらのオプションを示します。

主軸 - 基準平面と垂直な軸をガイドとして使用して、サーフェスを拡張します。

次図では、Z 軸が主軸になります。

このオプションは、任意の角度でトリムされたサーフェスのエッジを拡張する場合に最適です。

拡張の方向に、主軸をアラインしなければいけません。これを行うには、拡張サーフェスの作成前にワークプレーンを作成し、そのワークプレーンの軸(基準平面と垂直)がサーフェスの拡張方向になるよう設定します。

カーブ法線 - コンポジットカーブの法線沿いに、サーフェスを拡張します。

このオプションは、平坦なサーフェスの周りで径方向に拡張する場合や、拡張方向と垂直な平面にコンポジットカーブがある場合に最適です。

サーフェス内部 - サーフェスの既存のラテラルとロンジット方向沿いに、サーフェスを拡張します。

他のオプションで適切な結果が得られない場合、サーフェス内部オプションにより解決できることがあります。

[アドバンス]: [拡張セグメント]ダイアログを表示します。このダイアログを使用して、コンポジットカーブをセグメントに分解します。各セグメントに対して、拡張方向を指定することができます。

プレビュー - ダイアログの現在の設定内容で作成したサーフェスを表示します。希望の結果がプレビューできるまで、ダイアログの設定を変更することができます。

適用 - 接線サーフェスを作成します。

OK - 接線サーフェスを作成してダイアログを閉じます。

キャンセル - 接線サーフェスを作成せずに、ダイアログを閉じます。