インテリジェントカーソルが有効の場合、カーソルをオブジェクト上に移動すると、そのオブジェクトが強調表示されます。 これにより、クリックした場合に選択されるオブジェクトを識別することができます。
カーブ上のカーソルに最も近い 2 つのキーポイントが強調表示され、その上にカーソルを移動すると小さい円として表示されます。キーポイントのマーカーは、作成モードと編集モードで表示されます。
カーソルの下に複数のオブジェクトが存在する場合、いずれかのオブジェクトを選択すると、インテリジェントカーソルは該当の位置にある次のオブジェクトを強調表示します。 クリックすると、選択したオブジェクトは選択解除され、強調表示されたオブジェクトが選択されます。さらに次のオブジェクトが強調表示されます。 これにより、オブジェクトのグループの中から適切なオブジェクトを選択することができます。
右クリックでオブジェクトのコンテキストメニューを表示し、次の選択 をクリックして次のオブジェクトを選択することもできます。
オブジェクト、オブジェクトのグループ、オブジェクトの編集ハンドルのいずれかのドラッグを開始すると、カーソルは、スナップが可能なポイントについての情報を表示します。
インテリジェントカーソルの用途は次の通りになります。
- ワイヤーフレームアイテムとサーフェス、または、ワイヤーフレームアイテムとソリッドの間の交点を検出します。
- ワイヤーフレームアイテムとサーフェスの、投影された交点にスナップします。
- ベジェカーブをソリッドとしてインポートされたソリッド内のトライアングルメッシュにスナップ（詳細については、STL / DMT オプションを参照して下さい。）
- シンボル内のトライアングルメッシュにスナップ（コンポーネントでは適用不可）