CAD 管理者や熟練ユーザは、AutoCAD Plant 3D toolset Catalog Builder を使用して、配管コンポーネント コンテンツをすばやく作成できます。
新しい PCAT カタログ ファイルを作成したり、既存の PCAT カタログにコンテンツを追加することができます。Plant Exchange の AutoCAD Plant 3D toolset コンテンツ パックから入手できるコンテンツ パックと同様、コンテンツ パックを作成して共有することもできます。
Catalog Builder は AutoCAD Plant 3D toolset のスペック エディタに置き換わるものではありませんが、PCAT カタログ ファイルの修正に使用することもできます。Catalog Builder では、大量のコンテンツを即座に作成することができます。また、コンポーネントの詳細を指定するには、Microsoft Excel を使用する必要があります。
Catalog Builder は、スペック エディタのすべての機能をサポートしているわけではありません。たとえば、バルブ オペレータの割り当てや、ACAT 補助カタログ ファイルの修正は行えません。
カタログは、次の 3 つの基本的な手順で作成します。
パーツ ファミリを作成し、コンポーネントのすべてのサイズで共有されるプロパティを含めます。
Excel を使用して、各サイズのコンポーネントの寸法など、コンポーネントの詳細を指定します。
Excel ファイルのサイズ情報を使用して、AutoCAD Plant 3D toolset カタログを作成します。コンテンツ パックを作成することもできます。
Catalog Builder で行う作業のほとんどは、カタログ テンプレートの作成です。カタログ テンプレートには、コンポーネント タイプ、サイズ範囲、コンポーネント プロパティの既定値が含まれます。