Revitのジェネレーティブデザインを使用して、代替デザイン(成果)を生成するときに使用する目標、拘束、その他の入力を指定します。
このビデオは、次のことを示します。
Revitのジェネレーティブデザインを使用して、目標、制約、提案に基づいて代替デザインを迅速に作成します。大きな部屋で机の最適な配置を決定するとします。目標は、机の数を最大にするとともに、外の景色も最大にすることです。また、各机から最も近い出口までの距離を最小限に抑えます。
[管理]タブ上で[スタディを作成]をクリックします。[スタディを作成]ダイアログ ボックスに、使用可能なスタディ タイプが一覧表示されます。これらはオートデスクが提供しているサンプルです。Dynamo を使用すると、組織固有のデザインの問題の解決に役立つスタディ タイプがさらに追加されます。ここでは、提供されているサンプルを使用してワークスペース レイアウト スタディを作成します。
スタディに、他と重複しない名前を付けます。方法を選択すると、代替デザインや成果を生成するために使用されるロジックが決まります。このサンプルには特定の目的があるため、[最適化]を使用します。ダイアログ ボックスで設定する内容は、選択した方法によって異なります。
各スタディ タイプについて、Dynamo スクリプトで、可能な目標、異なる入力、拘束として使用できる入力値を定義します。一部のスタディでは、現在のモデル内の要素をデザイン プロセスへの入力値として選択します。これらの要素は、モデル内に既に存在している必要があります。このスタディでは、ワークスペース レイアウト用の部屋を選択します。次に、レイアウト内で使用する机ファミリのインスタンスを選択します。
[異なる入力を選択]では、成果の生成時に値を変更できる項目を選択します。[目標を設定]では、このスタディにとって重要な目標を選択します。各目標を最小にするか最大にするかを指定します。
異なる入力と目標の定義に加えて、成果に拘束も設定できます。[生成の設定]では、既定の設定を使用します。これらの設定は、[最適化]アルゴリズムの仕組みに影響します。[問題]セクションを確認し、問題がある場合はスタディを開始する前に解決してください。
[生成]をクリックして、スタディを開始します。[成果を検討]ダイアログ ボックスが開き、スタディの進行状況が表示されます。成果の生成中は、ウィンドウを最小化しておくと、Revit または他のアプリケーションでの作業を続けることができます。完了したら、ウィンドウを元に戻して成果を確認します。
スタディが完了すると、スタディ名の横に緑色のチェック マークが表示されます。成果が中央ペインに表示され、スタディの結果である代替デザインが表示されます。