塗り潰しパターンをマテリアル定義、塗り潰し領域に適用するか、表示設定とグラフィックスの上書きとして適用します。
このビデオでは、次の操作について説明します。
塗り潰しパターンは、マテリアル定義のグラフィックス プロパティで設定できます。また、塗り潰し領域の定義にも使用され、表示設定とグラフィックスの上書きの一部として設定されます。これらの要素のいずれかに塗り潰しパターンを定義する場合、前景に 1 つの塗り潰しパターンと色、背景に別の塗り潰しパターンと色を指定できます。
たとえば、型枠があり、壁がコンクリートであることを表すパターンを示す線を持つコンクリート壁のサーフェス パターンを設定するとします。壁の[タイプ プロパティ]ダイアログで、構造を編集します。マテリアルをクリックすると、[マテリアル ブラウザ]ダイアログが開きます。
[マテリアル ブラウザ]の[グラフィックス]タブで、マテリアルのサーフェス パターンの前景および背景の設定を確認します。型枠を示すパターンを前景に設定し、コンクリート塗り潰しパターンを背景に設定します。背景色を変更して、グレーを使用するようにします。すべてのダイアログ ボックスで[OK]をクリックして、ダブル パターンが壁に適用されていることを確認します。
塗り潰し領域のタイプを定義すると、背景と前景の塗り潰しパターンと色のコントロールは、マテリアル ブラウザと似たようになります。
表示設定とグラフィックスの上書きにも、塗り潰しパターンの上書きと似たようなコントロールがあります。上書きが適用された場合、インジケータは 2 つの領域に分割され、1 つは上書きを前景に適用し、もう 1 つは上書きを背景に適用します。
前景と背景のパターンは、モデルのグラフィックス表現の柔軟性を向上させるため、設計を効果的に提示し、コミュニケーションに役立てることができます。