ユーザ インタフェースを個々のワークフローに合わせてコントロールおよびカスタマイズします。
このビデオでは、次の操作について説明します。
リボン インタフェースには、Revit で行う作業に必要なツールがすべて表示されます。リボンは、作業方法に合わせてカスタマイズすることができます。
クイック アクセス ツールバーには、最も頻繁に使用するツールが表示されます。ツールを追加するには、目的のツールを右クリックして[クイック アクセス ツールバーに追加]を選択します。クイック アクセス ツールバーをさらにカスタマイズするには、ツールバー末尾の矢印をクリックし、[クイック アクセス ツールバーのカスタマイズ]を選択します。
このダイアログを使用してツールをツールバー上に移動し、区切り線を追加します。クイック アクセス ツールバーがリボンの上に表示されている場合は、表示スペースが限られているため、追加したツールの一部が表示されないことがあります。その場合は、[リボンの下にクイック アクセス ツールバーを表示]を選択すると、リボンの下にツールバーが移動するため、より多くのツールを表示できます。
リボンの各タブ上のパネルは左から順に並べられ、最も使用頻度の高いツールが左側のパネルに表示されます。パネルの位置を変更するには、パネルをクリックしてタブ上の目的の位置までドラッグするか、リボンの外側までドラッグして浮動表示させます。
浮動パネルは、元のタブが表示されていないときにも表示されたまま残ります。浮動パネルを元のタブに戻すには、パネル名にカーソルを合わせてパネルをリボンへ戻すコントロールをクリックします。
タブの位置を変更するには、[Ctrl]キーを押したまま、リボン上の目的の位置までタブをドラッグします。現在の作業に関係のないツールが表示されているタブは、非表示にすることもできます。
リボンからタブを削除するには、アプリケーション メニューをクリックし、[オプション]をクリックします。[オプション]ダイアログで[ユーザ インタフェース]をクリックし、非表示にするタブのチェック マークをはずします。
ここでは、構造用のタブと MEP 用のタブのチェック マークをはずします。[OK]をクリックしてダイアログを終了すると、これらのタブがリボンから削除されます。
リボン インタフェースを最小化すると、作図領域を広げることができます。タブの末尾近くにあるこのコントロールをクリックすると、リボンの状態を切り替えることができます。ツールを表示するには、リボンの状態に応じて、ツールにカーソルを合わせるか、ツールをクリックします。リボンが目的の状態になるまで、このコントロールをクリックします。
%APPDATA%\Autodesk\Revit\Autodesk Revit <リリース> にある UIState.dat ファイルを削除すると、インタフェースに対する変更をリセットできます。このファイルを削除して Revit を再起動すると、リボンが既定の状態にリセットされます。
このようにリボンをカスタマイズすると、Revit のインタフェースを個々のワークフローに合わせて変更することができます。