PDF のバックグラウンドでの書き出し

モデルでの作業を続行できるように、バックグラウンド処理として PDF 書き出しを実行します。

[バックグラウンドで書き出し]を有効にする

バックグラウンドで PDF ファイルを書き出すと、書き出し処理の実行中もモデルでの作業を続行できます。

PDF 書き出しのバックグラウンド処理は、書き出しのダイアログの[オプション]セクションで有効にします 。[バックグラウンドで書き出し]は、既定ではオフになっています。

PDF ファイルを書き出すワークフローの詳細については、「PDF ファイルを書き出す」を参照してください。

バックグラウンド書き出しをモニタする

バックグラウンド書き出しの実行中は、ステータス バーにコントロールが表示されます。バックグラウンド書き出しのステータスを確認するには、コントロールをクリックします。

  • - ステータス バーのバックグラウンド処理コントロール。
  • - クリックすると、書き出しをキャンセルできます。
  • - 完了したビューの数と書き出し中のビューの合計数。
  • - 書き出しファイル名。
  • - 現在書き出し中のビュー。

サポートされていない機能

状況により、バックグラウンドでの PDF 書き出しが許可されないか、制限されることがあります。

次の場合、[バックグラウンドで書き出し]オプションは無効になります。

  • [PDF 書き出し]ダイアログで現在のビューの表示部分が選択されている。
  • ファミリ編集環境。

次の変更はバックグラウンド書き出しで表示されません。

  • 一時的な表示モード
    • [非表示要素の一時表示]
    • [一時的なビュー プロパティ]
    • 要素を一時的に非表示または選択表示
    • [拘束の一時表示]
    • [変位セットをハイライト表示]
    • [ワークシェアリング表示]
  • 保存されていない 3D ビューの方向。
  • コーディネーション モデルで適用される、変更確認の視覚化ビュー。

バックグラウンド書き出し中に次の操作は実行できません。

  • ローカル モデルを新しいクラウド モデルとして保存。

次の状況では、バックグラウンド書き出しを開始できません。

  • モデルが編集モードの場合。(例: 床の境界の編集中。)
  • モデルで別のバックグラウンド PDF 書き出しを実行中。
  • 別のバックグラウンド処理(塗り潰し、MEP 計算)を実行中。

次のような場合、ファイル サイズが大きくなります。

  • 書き出し処理がキャンセルされた場合。
  • 書き出しが失敗した場合。