[オンボーディング]の[サンプルを開く]や[タイル ビュー]、[基本設定]の新しいカテゴリ、ハイライト表示、検索性など、VRED のエクスペリエンスをさらに強化する多くの改善や追加が行われました。[基本設定]、[レンダー レイヤ]モジュール、[UV エディタ]でレイアウトの位置合わせに関する改善点を確認してください。選択しやすいように、ロックされた項目の複数選択ハイライト表示機能と、単一行テキスト入力を行う場合のワンクリック テキスト選択機能が追加されました。
ビデオ キャプション: UI の最新化に向けた取り組みとして、いくつかの新しい機能強化を追加しました。VRED を起動すると、オンボーディング画面にいくつかの変更が行われてることがわかります。ここには、最近開いたファイルのリストが表示されます。これをタイル ビューに変更して、ファイルの視覚的な概要をより適切かつ迅速に確認することもできます。オンボーディング画面からサンプル ファイルを直接開くこともできるようになりました。また、基本設定メニューが改善されました。ご覧のように、エントリの配置と分類を変更しました。さらに、基本設定で特定のエントリを検索していて、そのエントリの場所がわからない場合のために、必要なエントリに直接アクセスできる検索バーを追加しました。これにより、エントリの検索時間が大幅に短縮され、作業が高速化されます。
また、UV エディタなどのモジュールの UI も改善され、ウィンドウをより動的にスケールできるようになりました。また、[レンダー レイヤ]ダイアログ ボックスがよりスケーラブルになり、スケールダウンするときに、テキストのみのダイアログ ボックスではなくアイコン化できるようになりました。このウィンドウを小さな領域に収める必要がある場合などに便利です。
さらに、一部のモジュールに 1 行編集機能を実装し、名前フィールドを 1 回クリックするだけで名前を変更できるようになりました。これにより、処理速度が大幅に向上します。また、Stream App でユーザ インタフェースの変更をいくつか行い、そこから NVIDIA のディープ ラーニング スーパー サンプリングをアクティブ化する機能を実装しました。さらに、さまざまな表示モードが追加され、ニーズや使用しているデバイスに合わせてユーザ インタフェースを柔軟に調整できるようになりました。
以上でビデオを終わります。
2025 では、[開く]ボタンにサンプル プロジェクトを開くための[サンプルを開く]を追加し、最近使用したファイルの表示方法を変更する方法を追加しました。初めて使用する VRED ユーザ向けに、最近使用した画面に[新規ファイル]と[ファイルを開く]オプションを追加しました。
![[開く]ボタンのオプション](../../../../images/OnboardingDialog_OpenExamples&TileView_large.gif)
[開く]ボタンが変更され、次のオプションを含むドロップダウン メニューが表示されるようになりました。
![[開く]ボタンのオプション](../../../../images/Onboarding2025_OpenExaple.png)
VRED を初めて開いた場合は、最近使用したファイルをリストすることができないため、次のオプションが表示されます。
最近使用したファイルの表示方法を変更するための次のオプションを追加しました。
最近使用したファイルをリストとして表示するには、
をクリックします。

最近使用したファイルを、より大きなタイル イメージとして表示するには、
をクリックします。
![]()
左側にあるツリー ビューを再編成し、レイアウトを更新し、上部に検索フィールドを追加して、特定の基本設定をすばやく、簡単に見つけられるにしました。また、下部のボタンにいくつかの変更を加えました。

左側のツリー ビューは、6 つの主要なカテゴリに分類されています。
右側の[検索]フィールドに 2 文字を入力すると、検索結果のリストが生成されます。各検索結果の一致する部分がハイライト表示されます。エントリをクリックしてモジュールの基本設定をロードすると、一致する項目が青でハイライト表示されます。検索と一致するモジュールが 1 つだけの場合は、そのモジュールが表示されます。

モジュールに複数のタブがある場合、タブ名の横に、一致の数が青でハイライト表示されます。

検索を実行すると、ツリー ビューが展開されて、検索の一致を含むモジュールの横に検索ヒット数が表示されます。これらのモジュールの中の 1 つをクリックすると、モジュールの基本設定が表示され、一致する内容が青色でハイライト表示されます。
下部のボタンに、次のような変更を加えました。

UV エディタのレイアウトとダイナミック応答機能を改善しました。X、Y、Z 入力フィールドはすべて水平方向に位置合わせされており、右側のツール パネルの幅は簡単にサイズ変更できます。
レイアウトが変更されて、[レンダー レイヤ]モジュールの機能がいくつか追加されました。
![更新された[レンダー レイヤ]モジュールのイメージ](../../../../images/RenderLayer_large.gif)
オーバーフロー マテリアルが割り当てられていない場合に、モジュールを拡張すると、空白のセルに「ここにマテリアルをドロップ」と表示されるようになりました。ただし、モジュールの幅を狭くすると、このメッセージの代わりにグレー表示のマテリアル ボールが表示されます。
オーバーライド マテリアルがある場合、それぞれのマテリアル タイプのアイコンで表示されるようになりました。
モジュールを拡大すると、列ラベルとアイコンが表示されます。ただし、モジュールの幅を狭くすると、これらのラベルとすべてのチェックボックスがアイコンに置き換えられます。モジュールの読みやすさは維持されますが、このよう幅を狭くすることで、レイアウト全体に対する統合度を高め、ドッキング機能を改善することができます。
レイヤ名を変更する場合は、名前をシングルクリックして編集可能にします。
[レンダー レイヤ モジュール]自体は分離されていないため、Python へのアクセスは制限されたままです。

左マウス ボタンで[アトリビュート]の単一行テキスト入力フィールドをクリックすると、値入力フィールドと同様に編集できるようになります。シングル クリックするとテキスト全体が選択されます。これは、マテリアル名フィールドの名前を変更する場合に便利です。
注釈の説明やフロントプレートのテキスト フィールドなどの複数行テキスト入力フィールドに変更はなく、以前と同じように動作します。

複数の項目を選択したときに、変更できないさまざまな値を持ち、ロックされているオプションを選択すると、その値に下線と青い色が付いて、識別できるようになりました。