OpenXR で Varjo の HMD サポート機能を改善しました。この機能には、深度テスト、フォービエイテッド レンダリング、クアッド ビュー、MR/VR の切り替えなどが含まれます。
Varjo でのレンダリングに役立つ Python 関数については、「vrdVarjoRenderSettings」を参照してください。
Varjo の複合現実ヘッドセットで深度テストがサポートされるようになりました。現在は、複合現実内にいる場合、[深度予測]で深度オクルージョンのシナリオを使用できます。
深度テストを使用するには、次の操作を行います。
Varjo のクアッド ビューも実装されました。これらを使用すると、4 つのすべての Varjo ビューポートにレンダリングして、Varjo が提供する、人間の目の解像度での表示機能を利用できます(1 つの目に 2 つのビューポートを使用)。
クワッド ビューを使用する手順は、次のとおりです。
OpenXR でサポートされている HMD の MR と VR を切り替える機能を追加しました。
現在のアイコンをクリックすると、他のモードに切り替わります。既定では、VR (
)の既定の基本設定を独自に設定していない限り、MR アイコン(
)が表示されます。
Varjo ユーザが MR 内にいる場合、ネイティブのフォービエイテッド レンダリングを使用できるようになりました。OpenXR のサポートが追加されました。OpenXR でネイティブ フォービエイテッド レンダリングを使用して周辺の解像度(イメージ品質)を下げる一方で、トラッキング領域は高解像度でレンダリングされるように設定します。これにより、計算量の多いマテリアルを含むシーンで作業している場合や、リアルタイム アンチエイリアシングを使用している場合は、パフォーマンスが向上します。