シーンの読み込みと書き出しを Universal Scene Description、.usd、.usda、.usdc、.usdz で行えるようになりました。これにより、データの相互運用性が向上し、コラボレーションを向上させることができます。
ビデオ キャプション: VRED 2025 に、USD ファイルの読み込みと書き出し機能が実装されました。これにより、自分のパイプライン内だけでなく、さまざまなプラットフォームやチームと連携する場合にも、豊富なオプションと機能を利用できます。たとえば、Maya などの異なるアプリケーションとデータを交換することができます。USD 形式のオプションの詳細については、ドキュメントを参照してください。
以上でビデオを終わります。
USD (Universal Scene Description)は、アーティストがさまざまなデスクトップアプリケーションを使用してコラボレーションできるようにするために、Pixar によって作成されました。非破壊的な性質があるため、複数のユーザが異なるアプリケーションで、異なる場所から、同じファイルを同時に操作できます。Alias と VRED のユーザは同じファイルで作業し、各自の作業に影響を与えずに互いの変更を確認できます。
サポートされている USD ファイル形式は次のとおりです。
.usd: ATF (Automated Test Framework)を使用.usda: メモ帳++ などのテキスト エディタで開いて編集できる API (アプリケーション プログラミング インタフェース).usdc: 5058522D55534443 (16 進値)または PXR-USDC (ASCII 形式)で開始するバイナリ ファイル.usdz: 圧縮ファイルUSD でサポートされているコンテンツのリストを次に示します。
アニメーション: 基本的なアニメーション カーブのリニア補間の読み込みと書き出しがサポートされるため、クリエイティブ エコシステムと連携できます。これには、ポリゴンメッシュのキーフレーム アニメーションの読み込みが含まれます。
カメラ: 基本的なカメラの読み込みと書き出しがサポートされます。次に例を示します。
カメラのコンストレイントは考慮されません。
ジオメトリ(テッセレーションのみ): VRED との間に限り、テッセレーションされたジオメトリ データの読み込みと書き出しがサポートされるため、Maya、Blender などのクリエイティブ エコシステム ツールや、Alias および VRED と連携することができます。
グラフ構造とノード名: 選択したアプリケーションのデータ構成を維持できます。
イメージ テクスチャ: イメージ テクスチャの読み込みと書き出しがサポートされます(テクスチャ ファイルのみ)。また、UV マッピングもサポートされます。
[ライト]: 次に示すライト タイプの強度、カラー、(色ではなく)色温度への切り替え、シャドウ強度(オリジナルと若干異なる場合がある)など、基本的なライトの読み込みと書き出しをサポートします。
マテリアル(拡散光色のみ): 基本的な拡散光色の書き出しのみがサポートされます
ノード、マテリアル、出力、テクスチャ、または MaterialX ファイル名については、中国/日本/韓国の文字(非 ASCII/UTF8 文字)はサポートされていません。USD として書き出しても、USD ファイルは作成されません。
メタデータ: メタデータの書き出しがサポートされます。