USD の読み込みと書き出しに関する修正と改善が行われました。たとえば、データおよび頂点キャッシュ アニメーションの読み込みと書き出し、ガラス、クローム、ブラシ仕上げメタル マテリアルの変換、ポリゴン メッシュ上の複数の UV の読み込みなどです。
ビデオのキャプション: データ パイプラインを改善するために、新しい USD ファイル形式のオプションの追加と修正を行いました。たとえば、ここで示すように、Maya で別の UV セットを作成し、VRED でライ トベイク処理の UV セットとして使用する場合、オブジェクトの複数の UV セットを読み込めるようになりました。また、読み込んだ頂点キャッシュ アニメーションを書き出せるようになりました。USD の改善点の詳細については、ドキュメントを参照してください。
2025.1 に導入された USD の読み込みと書き出しに関する修正および改善点は次のとおりです。
USD ファイルを読み込むときに、[ファイルを読み込み]ダイアログの[ファイル固有のオプション]セクションに、一定のアニメーション カーブ(変更のないカーブ)を削除する [一定のキーフレームを削除] オプションが追加されました。たとえば、自動車が Y 方向にのみアニメートされている場合は、Y 方向のアニメーションカーブのみが読み込まれ、読み込まれるアニメーション カーブの数が減少します。
ポリゴン メッシュ上の複数のライトマップ UV セット(マテリアル UV セットやライトマップ UV セットなど)を読み込むことができます。

頂点キャッシュ アニメーションの書き出し: 読み込まれた頂点キャッシュ アニメーションを USD に書き出すこともできるようになりました。
FBX の読み込み: 読み込まれた FBX ファイルのキャッシュに法線が含まれていない場合、頂点キャッシュの法線が計算されるようになりました。これは、頂点キャッシュアニメーションの再生時に使用されます。
マテリアル: ガラス、クローム、ブラシ仕上げメタルの変換を改善しました

データ: 読み込みと書き出しの時間を短縮し、大量の USD シーンをロードするための修正を追加しました。
UV を含まない USD ファイルのうち、UV マッピングを使用する MaterialX マテリアルが含まれているものを読み込んだ場合、ジオメトリにアーティファクトがレンダリングされることはなくなりました