ビューを切り替えるときの速度の改善、テクスチャ イメージ シーケンスの再生の最適化、JT マテリアルの透明度に対するサポートの追加、ロックされたノードの動作の改善、一部の SDK の更新を行いました。
ビューポートの単一ビューと分割ビューを切り替える際のパフォーマンスが向上しました。
エリア ライトで HDR および LDR イメージ シーケンスを再生するときの再生速度が、関連する入力データを計算するだけで最適化されるようになりました。
JT ファイルを読み込むときに、VRED でマテリアルの透明度がサポートされるようになりました。JT ファイルを読み込むと、JT マテリアルの透明度パラメータが、マテリアル エディタの[透明度]セクションにある[透視]オプションの HSV カラー パラメータにマッピングされるようになりました。この変更により、透明度の情報が不足している場合に必要だった余分な後処理が不要になります。
ロックされたノードで作業するときのパフォーマンスが向上し、それに伴ってその他の改善もいくつか行われました。
ロック解除されたアクティブ カメラ、またはロック/無効化されたアクティブ カメラには、緑色のアイコンが表示されます。ロック解除された非アクティブ カメラ、またはロック/無効化された非アクティブ カメラには、グレーのアイコンが表示されます。
| ロック解除されたアクティブ カメラ | ロック/無効化されたアクティブ カメラ |
|---|---|
![]() |
![]() |
ライト、カメラ、シーンプレートなど、さまざまなエディタやモジュールで無効化/ロックされたノードを、ノードやバリアント セットなどの他のエディタやモジュールにドラッグ アンド ドロップできるようになりました。2025.3 より前のバージョンでは、無効化/ロックされたノードをドラッグすることはできませんでした。
カメラ エディタでグループが選択している場合に、新しいカメラを作成すると、作成されたカメラは選択したグループの外側に表示されるのではなく、選択したグループに追加されるようになりました。
CATPART カーブ ファイルの読み込み速度が大幅に向上し、読み込み完了時の線の数が最適化されました。
次の SDK を更新しました。
MaterialX SDK のバージョンを 1.39.1 に更新し、OpenPBR モデルをサポートするようにしました。
MDL SDK バージョンを 2024.0.4 に更新