検索を実行する

基本検索では、指定のプロパティのセットでテキスト文字列が検索されます。基本検索フィールドを使用し、単純な検索条件に基づいてファイル、アイテム、変更管理、またはフォルダを特定します。

検索を実行すると、メイン ビューに検索結果が表示されます。検索フィールドをクリアし、メイン ビュー全体を表示します。[検索]フィールドを展開し、クエリ ビルダを使用して検索に条件を追加することができます。[保存されている検索条件を管理]を使用して、Vault Client に設定する、作成した保存されている検索条件を選択/選択解除します。

注: 基本検索を使用するとき、[ファイル プロパティ管理]ダイアログで[検索済み]に設定されたファイル プロパティのみが検索されます。[ファイル プロパティ管理]ダイアログの設定は、基本検索にのみ適用され、クエリ ビルダには適用されません。ファイル プロパティの管理の詳細については、「ファイル プロパティを管理する」を参照してください。

検索を保存することも、検索フォルダを作成することも、または基本[検索]フィールドから[検索]ダイアログにアクセスすることもできます。

クイック検索を実行するには

  1. [検索]フィールドはメイン ビューのタイトル バーにあります。

  2. [検索]フィールドに検索するテキスト文字列を入力し、 をクリックします。

    検索結果はメイン ビューに表示されます。

  3. メイン ビューのコンテンツ全体を再表示するには、[X]をクリックして検索をクリアまたはキャンセルします。

  4. 検索フィールドのドロップダウン矢印をクリックし、[検索を保存]を選択して現在の検索条件を保存します。既定では、検索フォルダとして保存されます。

    管理者の場合は、分散検索として検索を保存するオプションがあります。

    新しく作成された検索フォルダは、ナビゲーション ペインの[保存されている検索フォルダ]ノードの下に一覧表示されます。

将来、同様の検索を実行する場合は、検索を保存して、保存されている検索条件を基本検索(グリッド)に適用できます。条件が依然として適切であることを確認し、必要に応じて調整することができます。

クエリ ビルダを使用して検索条件を追加する

クエリ ビルダを使用し、検索条件にプロパティと値を追加すると、より詳細なクエリを作成することができます。

  1. クエリ ビルダを展開します。

  2. 利用できるすべてのプロパティを検索するには、[複数のプロパティ]フィールドに値を入力します。これは、クエリ ビルダを使用せずに、基本[検索]フィールドを使用するのと同じです。

  3. ファイルを検索するとき、クエリ ビルダには既定で、[複数のプロパティ]、[ファイル名]、[コメント]が含まれています。アイテムを検索するとき、クエリ ビルダには既定で、[複数のプロパティ]、[番号]、[タイトル]、[説明]が含まれています。既定のプロパティは変更できますし、クエリにさらにプロパティを追加することもできます。

    • クエリ ビルダでプロパティを追加するには、[条件を追加]をクリックしてから、検索条件に追加するプロパティを選択します。
    • クエリ ビルダに既に一覧表示されているプロパティを異なるプロパティに変更するには、クエリ ビルダにあるプロパティ名をクリックしてから、新しいプロパティを選択します。選択したプロパティが、クエリ ビルダの既存のプロパティに置き換わります。
    • 検索条件からプロパティを削除するには、クエリ ビルダでそのプロパティ名をクリックし、[削除]を選択します。
    注: クエリ ビルダで選択したプロパティは、セッションの間でも保持されます。

  4. クエリ ビルダに一覧表示されたすべてのプロパティまたはいずれかのプロパティに値を入力します。

    注: 基本検索とクエリ ビルダを使用するときの検索条件は「含む」です。「含む」以外の条件を使用して検索を実行するには、[検索]ダイアログを使用します。

  5. [検索]をクリックします。結合された検索条件のすべてに一致する結果がメイン ビューに表示されます。結果がクリアされるまで、結果に対して、さらに高度な検索を実行することができます。

  6. [クリア]をクリックすると、クエリ ビルダからプロパティ値が削除されます。検索がクリアされると、メイン ビューには検索結果が表示されなくなります。

条件に基づいた基本検索を使用する

[保存されている検索条件]を使用して、基本検索(グリッド)に条件を適用できます。

保存した条件に基づいて検索を実行するには:

  1. 検索フィールドのドロップダウン矢印をクリックします。
  2. [条件を適用]を選択し、基本検索に条件を適用する保存された検索条件を選択します。
  3. 条件が依然として適切であることを確認し、必要に応じて調整します。
  4. 保存された条件に基づいてフィルタする入力文字列を追加します。

基本検索(グリッド)に適用された条件がワークスペース パラメータまたはフォルダ パラメータと一致しない場合、検索は現在のフォルダ内で実行されます。また、オプションを選択した場合、サブフォルダ内も検索されます。

条件を使用しない場合は、[条件を適用]オプションで、保存されている検索条件を選択解除します。

注:

パラメータ化された検索を使用する

[検索]ダイアログの[詳細]タブを使用すると、パラメータ化された検索フォルダを作成し、保存することができます。パラメータ化された検索フォルダは保存されている検索条件です。検索を開始するときに、これらの値の入力が指示されます。

  1. ナビゲーション ペインで、[保存されている検索フォルダ]からパラメータ化された検索フォルダを選択します。基本検索が拡張され、パラメータ化された検索の検索条件がクエリ ビルダに表示されます。
  2. 検索条件に値を入力します。
  3. [検索]をクリックします。

基本検索オプション

ファイルを検索するか、アイテムを検索するかに従って、基本検索に異なるオプションを利用することができます。

最近使用した検索条件10 個の最も最近の検索文字列が保存され、クイック アクセスができます。[最近使用した検索条件]を選択して、リストから検索文字列を選択します。
[サブフォルダも検索する]サブフォルダも検索するかどうかを指定できます。[オプション]メニューから[サブフォルダを検索]を選択し、検索するときにサブフォルダを除外することも、含めることもできます。既定では、サブフォルダが検索されます。このオプションが利用できるのは、ファイルを検索するときのみです。
ファイルの内容を検索する既定では、ファイル プロパティでのみ指定のテキスト文字列が検索されます。検索の範囲を広げてファイルのコンテンツを含めるには、[オプション]メニューで[ファイルの内容を検索]を選択します。このオプションが利用できるのは、ファイルを検索するときのみです。
検索条件を保存...現在の選択条件を保存するには、[検索条件を保存]を選択します。既定では、検索フォルダとして保存されます。

管理者の場合は、分散検索として検索を保存するオプションがあります。

条件を適用基本検索に条件を適用する保存された検索条件を選択できます。
文字検索...[検索]を選択して[検索]ダイアログを表示し、より複雑な検索を実行することができます。

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