コマンド ラインから作業スペースを同期するには
コマンド ラインから作業スペースの同期を実行します。
コマンド ラインを使用すると、Windows Task Scheduler でスクリプトまたはイベントを作成し、作業スペース同期を自動化することができます。
注: コマンド ラインから作業スペースを同期する場合、ファイルの削除オプションは既定で非表示になっています。これは、データを誤って失うのを防止するためです。コマンド ラインからファイルを削除できるようにするには、XML ファイルを編集し、この機能を有効にする必要があります。
<StandAloneOnlySettingDeleteFiles>=True
Windows の[スタート] > [ファイル名を指定して実行]をクリックし、[ファイル名を指定して実行]ダイアログ ボックスに cmd と入力します。
Autodesk Vault のインストール フォルダに移動します。既定では、このパスは C:¥Program Files¥Autodesk¥Autodesk Vault [バージョン]¥Explorer です。
コマンド ラインで Connectivity.WorkspaceSync.exe と入力し、続けてコマンド ライン オプションを指定して、[Enter]キーを押します。
コマンド | 詳細 |
---|
-WA | Windows 認証を使用して、Vault サーバにログインします(省略可能)。 |
-Nserver\databasename | 同期するサーバとデータベースの名前を指定します(必須)。 |
-VUusername | Vault アカウントのユーザ名。(Windows 認証が使用される場合、このフラグはオプションです。Windows 認証フラグが使用されない場合、これは必須です)。 |
-VPpassword | Vault アカウント パスワードを指定します(パスワードが設定されている場合は必須)。 |
-S | 有効な同期設定ファイルへの絶対パス(省略可能)。同期設定ファイルは、同期オプションを指定します。設定ファイルのエクスポートの詳細については、「[作業スペースの同期の設定]を指定するには」を参照してください。 |
-F | レポート ファイルのフル パスとファイル名(オプション)。同期概要がレポート ファイルに書き込まれます。レポートが既に存在する場合は、既存のファイルのコンテンツの末尾に概略が追加されます。 |
例
- Connectivity.WorkspaceSync.exe -Ndmserver¥Vault -WA -S"C:¥Synchronization Settings¥Settings.xml" -FC:¥temp¥SyncReport.csv
- Connectivity.WorkspaceSync.exe -Ndmserver\Vault -VUbkeaton -VPg3nEral27 -S"C:\Synchronization Settings\Settings.xml" -FC:\temp\SyncReport.csv
注: パスにスペースが含まれる場合は、そのパスを二重引用符で囲んでください(例: "C:¥Synchronization Settings¥Settings.xml")。