アクティビティ インサイトを使用するには

アクティビティ インサイトの共有場所を設定すると、図面ファイル内のすべてのコラボレーションが表示されます。

アクティビティ インサイトの場所を設定する

アクティビティ インサイトの既定の場所は、C:\Users\{ユーザ名}\AppData\Local\Autodesk\ActivityInsights\Common です。これを共有場所に変更しない場合、自分のイベントのみがこの場所に記録され、[アクティビティ インサイト]パレットに表示されます。

アクティビティ インサイトをコラボレーションに活用するには、これを共有場所に変更して、全員の図面アクティビティがパレットに記録されるようにします。

  1. アプリケーション ボタン > [オプション]をクリックします。
  2. [ファイル]タブで、[アクティビティ インサイト イベントの場所]の左側のプラス記号(+)をクリックしてノードを展開します。
  3. 現在のファイル パスを選択し、[参照]をクリックします。
  4. 目的の共有場所を参照して選択し、[OK]をクリックします。
注: 現在、AutoCAD LT では、[アクティビティ インサイト]パレットのバージョン アクティビティのみが表示されます。

現在の図面のアクティビティ インサイトを表示する

  1. [表示]タブ > [履歴]パネル > [アクティビティ インサイト] 検索 をクリックします。

    [アクティビティ インサイト]パレットが開き、現在の図面のアクティビティが表示されます。

    注: アクティビティは、[アクティビティ インサイト]パレットが閉じていても記録されます。次にパレットを開いたときに、すべてのアクティビティが表示されます。
  2. [アクティビティ プロパティ]パネルでアクティビティをクリックすると、詳細が表示されます。
注: 一部のアクティビティは、図面が保存されるまでパレットに表示されません。

異なるバージョンの追跡および比較

サポートされているクラウド ストレージ プロバイダ(Autodesk Docs、Google Drive、OneDrive、Box、Dropbox など)でアクティビティ インサイトを使用すると、保存するたびに各図面の新しいバージョンが記録されます。各バージョン タイルの[比較]をクリックすると、簡単に旧バージョンと現在のバージョンを比較できます。

注: 現在の図面で画層が非表示またはフリーズされている場合、その画層は比較結果に含まれません。

アクティビティ フィルタで[保存済み]を選択すると、バージョン アクティビティを選択表示できます。さらにフィルタするには、時間フィルタおよびユーザ フィルタを使用します。

アクティビティ インサイトの検索およびフィルタ

  1. 検索するには、検索バーに文字を入力して、アクティビティのリストをフィルタします。完全な情報または部分的な情報を使用して、数値、日、月、ファイル名、トレース名、プロパティ名または値、ユーザ名、またはアクティビティ名を指定できます。
  2. 注: 検索は単独で使用することも、フィルタと組み合わせて使用することもできます。
  3. フィルタする際に、フィルタ アイコンを選択すると時間、ユーザ、アクティビティでフィルタリングできます。
    • 時間: 表示したいアクティビティの時間間隔を選択します。[カスタム...]をクリックし、カレンダーから具体的な日付または日付の範囲を選択します。
    • ユーザ: アクティビティを表示するユーザを選択します。アクティビティを持つユーザのみがリストに含まれます。
      注: AU は、AutoCAD 以外のアクティビティの匿名ユーザを表します。
    • アクティビティ: 現在の図面のアクティビティの種類一覧から選択します。
    注: ユーザ フィルタおよびアクティビティ フィルタから複数のオプションを選択することができます。
  4. 任意のアクテビティを右クリックして、フィルタに簡単にアクセスすることもできます。このアクションを使用すると、アクティビティを実行したユーザでフィルタ処理したり、同じタイプのアクテビティでフィルタ処理できます。
  5. フィルタをクリアするには、[フィルタをリセット]を選択します。