概要 - スクリプト

スクリプト(SCR)ファイルは、特定の順番でコマンドとコマンドのオプションを実行することによって、繰り返し作業を自動化する場合に使用します。

スクリプト ファイルは、拡張子が .scr の ASCII テキスト ファイルで、Windows のメモ帳や Mac OS のTextEdit のような簡単なテキスト エディタを使用して編集することができます。

最新のリリースに移行しても、既存のスクリプト ファイルは、AutoCAD ベースの製品で廃止されたコマンドやシステム変数を使用していない限り、機能します。通常、コマンドに対する変更はスクリプトの実行には影響しません。これは、スクリプトや AutoLISP ファイルに影響しない方法で変更が実装されるためです。既存の SCR ファイルを最新のリリースで使用するには、AutoCAD ベースの製品に対して既に定義されているサポート ファイルの検索パスのいずれかに SCR ファイルをコピーするか、ユーザの SCR ファイルの場所を[オプション]ダイアログ ボックスの[ファイル]タブに追加します。

AutoCAD 2026 以降の AutoCAD ベースの製品

ラスター イメージを非同期にロードする
ラスター イメージを使用して図面を修正または印刷するスクリプトは、処理を続ける前にイメージが完全にロードされるまで待機するように更新する必要が生じる場合があります。図面ファイルを開いた後に、IMAGEASYNCWAIT[イメージのバックグラウンド読み込み]コマンドを使用して、バックグラウンドでロードされるすべてのラスター イメージが完了していることを確認してから続行します。
接続されたサポート ファイル
サポート ファイルが接続されるようになり、Autodesk Docs プロジェクト内のすべての図面と共有メンバーが、1 セットのサポート ファイルを共有できるようになりました。スクリプトの場合、これは AutoCAD が参照ファイルを配置する場所に影響する可能性があります。Autodesk Docs プロジェクトがサポート ファイル用に設定されていない場合、すべてのサポート ファイルの場所は現在の AutoCAD ユーザ プロファイルによって定義されます。