概要 - 図面を分析する(AutoCAD Mechanical ツールセット)

あるアプリケーションの形式から別のアプリケーションの形式に図面を変換するには、アプリケーションが使用する図面パラメータを理解しておくことが大切です。

アプリケーションが使用する画層、線種、線の太さ、および色の組み合わせを正確に調べるには、AMANALYSEDWG を使用して現在の図面を分析します。

分析ルーチンにより、分析(ALZ)ファイルのファイル名を尋ねるダイアログが表示されます。分析ファイルには、図面に存在する画層-線種-色-線の太さの組み合わせのリストが含まれます。ALZ ファイルを使用して、変換コントロール ファイル(CCF)ファイルを作成します。次のリストは、ALZ ファイルの内容の例です。

0:BYLAYER:BYLAYER:BYLAYER

CONTOUR:BYLAYER:5:BYLAYER

CONTOUR:BYLAYER:BYLAYER:BYLAYER

EDGES:BYLAYER:250:BYLAYER

EDGES:BYLAYER:BYLAYER:BYLAYER

EDGES:DASHDOT:250:BYLAYER

EDGES:DASHDOT:250:BYLAYER

このリストから、この図面には輪郭線画層上のエンティティが含まれていて、色は 5、色 Bylayer があり、エッジ画層上にエンティティがあることなどが分かります。

このように、このファイルを CCF ファイルに変換するのは簡単です。=>記号と、必要な変換先の画層 - 線種 - 色 - 線の太さの組み合わせを追加し、セクションのエントリ(たとえば[General])を追加し、任意のコメントを追加します。